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マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「ほんとにあった!呪いのビデオ 70」 菊池宣秀の静かなる退場

「マリオネット」
 父親がフリマで操り人形を買ってくる。
 居間で父親が操作する操り人形を見て喜ぶ小学生高学年くらいの娘。
 この娘の演技がなかなか自然で良い。

 

 絶対この操り人形が暴れだすんだと思ったら違った。
 踊る操り人形の後ろの箪笥と壁間の隙間から、あり得ない角度であり得ないものが、、、
 箪笥とかその横の本棚とか全部ぶち抜いて横たわったんだろうか。
 でも本棚にはちゃんと本入ってるしなぁ、、、

 

「染み」
 廃墟もの。
 廃墟の床にシミが広がって、そのあとバーさんが起き上がってくるが、、、
 あの角度で手をつかないで起き上がってくるって、寝たきりのバーさんとは思えない腹筋力じゃね?

 

「二段ベッド」
 25年前の映像。
 投稿者が兄と二段ベッドで遊んでいるところに、この世のものならざるものが映り込む。
 カメラが振られたときに自然にそこにいる感じが良い。
 当時投稿者の兄を溺愛していた近所のオジサンに似ていると言うが、確かに兄弟のうちをひとりを目で追っている。

 

「シリーズ監視カメラ ペットカメラ」
 ペットカメラを監視カメラっていうかなぁ、、、

 

 ペットカメラが度々倒れているので、一日中録画しておいたハナシ。

 

 ボールでじゃれたりしていたかわいいワンちゃんが、突然カメラの上方に向かって唸りだす。
 やがて突進してきてカメラが倒れてしまうが、倒れる途中のカメラに写っていたものは、、、

 

 コレは、犬を使っている点で画期的かもしれない。
 当たり前のハナシだが、犬は子供以上に演技させるのが難しいので、なんかリアリティが増す。
 映っていた何者かの顔が、マスクのようなものを被っているように見えて不気味なのもちょっといい。

 

「寝顔」
 恋人の部屋に訪ねてきたオトコ。「地味可愛い」彼女が寝ているので、スマホで彼女の寝顔やら、シャツをめくってエッチな姿やら撮ろうとしていたら、たまたま映り込んだ鏡にこの世のものならざるものが、、、

 

 投稿者は寝ていた彼女。鏡に写ったものにビビった彼氏はスマホを取り落としてそのまま失踪したらしい。

 彼氏について調べてみると、投稿者が死別したと聞いていた彼氏の元妻は、実は離婚しただけで生きているらしい。
 しかも離婚してから投稿者と付き合うまでに付き合った二人の女性は、それぞれ悲惨な目にあっている。

 

 付き合ってた女性が全身骨折したりやけどを負ったりすると分かれるオトコ。
 クズかも知れん。

 

 このハナシは論理的に考えてこのあと「地味可愛い」投稿者もひどい目にあうだろう、と言うことであって、このハナシこそちゃんと追いかけるべき。

 

「墓」
 なんともシンプルかつありがちなタイトルだが、、、

 

 合宿中に夜中にお墓にやってきた男女数人のラクロス部員(ラクロスってオトコもいるのね、、、)。
 一行のうち一番可愛い女の子の髪の中からこの世のものならざるものが、、、

 この娘はこのあと中年のストーカーに刺されたという。
 つまり、お墓はなんの関係もないんじゃないの?

 そして二本続けて「生霊」のハナシですな。

 

「fake」
 今回の長編。

 投稿者の夫昭一の実家に帰省した際、みんなで花火大会をしたときの映像に、恐ろしい顔が映っている、と言うのが発端。

 

 昭一の実家周辺を調査してみると、その辺りの子どもたちには「濡れ女」という「子供を探す髪の長い濡れた女」の都市伝説があることがわかる。
 さらに、20年前、井戸に落ちて亡くなった子供がいることもわかった。

 前作から復帰している演出補森澤が、ここでも抜群の冴えを見せる。

 亡くなった小学生、健(たける)くんの小学校は投稿者の夫昭一氏の実家のそばであり、当然、昭一氏も同じ小学校の出身、さらに言えば健くんは生きていれば昭一氏と同年代のはずで、二人は知り合いだった可能性があるのではないか、と気づくのである。

 もう、この時点で先の展開が見えてしまふ。

 

 昭一氏にハナシを聞こうと投稿者の家に取材に行くと、案の定昭一氏は取材拒否どころか、怒り狂って製作委員会の面々にモノを投げつけてくる始末である。

 更に調査を続けると、案の定、昭一氏と健くんは幼馴染で、健くんが亡くなった当日も、5人の仲間と共に井戸に遊びに行っていたという。

 

 ここで突如、健くんは手に欠損があった、というハナシが出てくる。

 健くんは片手の親指が欠損しており、それを隠すために普段手袋をして暮らしていた。
 そして健くんは井戸に投げ込まれたその手袋を探すために自ら井戸に落ちたのであり、手袋を井戸に投げ込んだのは当の昭一氏だという、、、

 

 このハナシはコレで終わりでもいい、というかココまでで十分ヤヴァい、と思うが、実は、この後、更にヤヴァい展開が待っているのだ。

 片手の親指が欠損、の時点で、お?ヤヴァいかな?と思ったが、欠損が有った理由、さらに実は死因に不審な点がある、という辺りから菊池カントクのヤヴァさがキュキュキューーーッ!!と音を立てて加速していく。

 

 さらに意味があるのかないのか全く分からない問題の井戸への深夜の探検(何故深夜に行くのかも全くわからない)など、エンディングに向けて菊池カントクらしさが噴出してくるのだが、、、

 

 今回は、ストーリー的にはヤヴァいものの、数巻前までの信じがたい禍々しさは影を潜めているようである。

 そして、我々はすでに菊池カントクが今回でほん呪を離れることを知っている。

 

 前回、今回と本来の菊池カントクらしさがやや控えめなのは、やはり親会社からなにか言われたのかもしれない。

 

 まさか、持ち味を控えた結果が思わしくなかったから交代させられたとでも言うのだろうか、、、

JUGEMテーマ:ノンフィクション

at 21:47, 空中禁煙者, 邦画

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「ほんとにあった!呪いのビデオ 69」 川居さんイジりも大概にしないと辞められちゃうよ、、、

「火葬場」
 だからわざわざ深夜の火葬場(しかも廃墟)に行くなっていうのに、、、

 

 投稿者たちが火葬場を探検中に「別の場所で肝試し中」(バカばっかりなんかコイツの仲間内)から電話がかかってくる、というフックがあるが、たいして利いてない。

 

 で、結局予想どおりのところから、ほぼ予想通りのモノが出てきます。
 撮影者と対象物の間をふさぐ位置に立っていた人物がどくと映り込む、というカメラワークが気になる。
 普通にカメラ振ったら映り込む、でええんちゃうの?
 なんか「鶴田法男風カメラワーク」を誤解してる幽霊がいるような気がする。

「消える」
 だからきちんと分別されていなかったからって、フツーの主婦がゴミ袋開けてわざわざHI-8のビデオテープ再生すんなよ(よく再生できたな)、、、
 んでもって多少変なもんが映ってたからってほん呪製作委員会に送ってくんなよ、、、

 

 とは言うものの、菊池カントク得意の「ヤヴァい系」の映像ではある。

 

 家族四人がちゃぶ台を囲んで正座してキチンと座っている。
 最初はマジメくさって誰も口をきかないが、やがて四人ともゲラゲラ笑い出す(何がおかしくて笑っているのかは全く分からない)。
 そして、笑いながら、ひとり、またひとりと消えていなくなる。
 誰かがいなくなっても残った者はかまわず笑っている。

 

 テープが出されたあたりでは、昔空襲が有っただの老夫婦が立ち退かなかっただの、グダグダ取材を入れているが一切無意味だからヤメレばいいのに。

「砂浜」
 砂浜の砂の上に次々現れる「子供の足跡」が、ホントに砂の上に刻まれているように見えないばかりか、形もヘン。
 それだけ。

 

「シリーズ監視カメラ マンション」
 監視カメラを観る立場にあった投稿者と、映っている少女が幼なじみ、という関係性が、うまく接合しない。
 階段→階上の外廊下、と、徐々に登ってきてる感は良いと思うので、そこを掘り下げればよかったのに、、、

 

「雛人形」
 投稿者の先輩が夫婦(!)で防空壕を探検(よせばいいのに、、、)すると、奥に10段飾りくらいの豪華な雛人形があり、そのお内裏様とお雛様には「首がなかった」。
 その後夫婦は不幸な目に会い、委員会が現地に調査に赴くと、雛飾りはすでになくなっていた、、、

 これだけでいいと思うんだけどな。

 

 なんで余計な「不可解なもの」が映り込んでいないと気がすまないのだろうか。
 まあ、目を見開いて大口開けて覗き込んでくる顔はちょっと面白かったけど。

 

「指輪」
 側溝に指輪を落としてしまったので、側溝の中に自撮り棒でスマホを突っ込んで撮影するハナシ。
 側溝の中の映像より、蓋にある手を入れる用の切掛けから覗く目がリアルで良い。
 コレは多分ほんとにヒトが入ってる。

 

 今回の中ではコレが一番良い。

 

「禁忌」
 今回も、菊池カントクの「探検趣味」が大々的に展開されてはいるが、、、

 要は「ムサカリ絵馬」用写真の撮影を頼まれたカメラマンから、依頼人の名前と住所を聞くわけね。
 で、突撃するわけ。

 まあ、この突撃シーンはどんなヤヴァいシーンが観られるかと期待したんだけどなぁ、、、
 アレで十分ヤヴァい、と判断したんだろうねぇ、、、

 

 突撃するにあたって、くだんの依頼人、平塚家(仮名)の次男の同級生だった、という人物を見つけて、このヒトに協力を頼むのね。
 昔の同級生として平塚家(仮名)に訪ねていって欲しい、その際にスタッフも同級生と言う体で同行させて欲しい、と。
 で、誰が同行するか、の会議。

 

阿草「僕と熊倉くんは一回見られちゃってるんで、、、」
菊池「じゃあ川居さんかぁ」
阿草「え?ん?同級生ですよね?(熊倉に)いくつだっけ?」
熊倉「27です」
阿草「27ですよね、、、、、、、、、、、、、、、、」
川居「(阿草を睨む)」
菊池「無理?」
川居「(阿草を睨む)」
阿草「いえ、あの、、、、、、、、、、、、、、」
川居「(阿草を睨む)」

 

 まあ、笑いどころもないとね。

 結局、最近表に出なかった森澤を引っ張り出して事なきを得ます。

 

 このハナシは結局どういうことだったのかちっとも明かされないんだが、結局、こういうことでしょ?

 

 平塚家には二人の男子がいたが、長男は幼くしてなくなってしまう。
 その後次男は成長して結婚するが、今度は夫婦ふたりして交通事故で亡くなってしまう。
 その後、子供をふたりとも亡くし、精神のバランスを崩した母親は、「長男が隙間から覗いている」と言う妄想にかられる。

 

 つまり、幼くして亡くなった長男の霊魂は、それまで別になんとも思っていなかったが、弟が奥さん連れで冥界にやってきたため、羨ましくなってしまったのだろう。
 そこで、母親にせめて「ムカサリ絵馬」の製作を頼むのである。

 

 まあ、結局、発端となった女性の撮影を依頼に来た「生きているのか死んでいるのか分からないオトコ」の正体は解らないが、長男の死霊、としか解釈しようがないだろう。

 

 「冥婚」だの「ムカサリ絵馬」だの魅力的なネタを繰り出してきた割には尻切れトンボ感が異常。

 

 「禁忌」が着地しそこねたせいで、全体としてハナハダ不調と言わざるを得ない。
 ここ数作にあった「ヤヴァい系の映像」が無いのがイタい。

 まさか、本作で一番ヤヴァいのは川居女史の年増いじりだ、とでも言うのだろうか、、、

JUGEMテーマ:ノンフィクション

at 21:32, 空中禁煙者, 邦画

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「ハードコア」 観る前に酔い止めを飲もう。

 えーっとですね。
 今を去ること1947年に、ですね、「湖中の女」っていう映画が有ったのね。

 

 これが、ですね、世界初の「全編一人称映画」ですよ。
 カメラが主人公の目線になってて、主演のロバート・モンゴメリーは主人公が鏡を見たときくらいしか映らないわけ。
 普通だったら「イヤ監督、主演って聞いてたのに、オレの出番少なくないっすか?」となるところだが、実は監督もロバート・モンゴメリーなんで問題なし、と。

 

 で、「湖中の女」と言えばレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウものですよね。
 この時期のいわゆるハードボイルド私立探偵小説は、創始者のダシール・ハメットのコンチネンタル・オプものから、チャンドラーのマーロウもの、ロス・マクドナルドのリュウ・アーチャーものに至るまで、基本的に一人称で書かれている。
「俺は、、、した」というアレである。

 

 ね?
 一人称小説だから一人称カメラ。
 ロバート・モンゴメリーとしては、一人称小説ってこういうことじゃねーの?と言うつもりだったろう。

 

 ところが、ですね。
 このあと、例えばフィリップ・マーロウものも何度か映画化されているが、この手法を取り入れた作品はない。
 ダシール・ハメットでもない。
 ロス・マクドナルドでもない。
 原作が一人称小説だろうがなんだろうが、どんな映画もこの手法を取り入れてはいない。

 

 要はつまんなかったんでしょうね。
 だって、「主人公が映ってない」んだもん。
 ボギーが映ってない「マルタの鷹」を考えてみれば、面白いかどうか分かりそうなもんだ。

 

 で、「ハードコア」ですよ。
 70年ぶりの全編一人称映画です。

 まあ、驚愕の映像体験ですよ。
 70年前とは技術が違う。
 カメラの大きさが違う。

 二階から飛び降りるわ、爆発でふっとばされるわ、一体全体どうやって撮影してるのか、サッパリわからない。

 ストーリーのノンストップぶりといい、アクション、破壊の激しさといい、観ている間それなりに面白い。
 面白いけれど、やっぱりこの手法は定着しないだろうな、と思う。

 

 70年ぶりの「完全一人称映画」と書いたが、実はほぼ同じ手法が20年くらい前にホラー映画で復活している。
 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」以来のいわゆるPOVと言う奴だ。
 もう、ホラー映画はほとんどこの手法に占領されていると言ってもいい。

 一人称映画とPOVの違いは、一人称映画が一応主人公視点だろうがなんだろうが「完成されたカメラワークである」という前提なのに対し、POVは映画の中で登場人物の一人(つまりシロート)がカメラが持っているという前提が観客に対して明かされている、と言うことだが、それは今はそれほど重要じゃない。

 

 じゃ何が重要かと言うと、「ホラー映画は主人公がカッコよくなくてもいい」と言うことだ。
 コレに対してハードボイルドミステリーの主人公は(そしてアクション映画の主人公も)、カッコよさが絶対条件だということだ。

 

 本作「ハードコア」でどんなに激しいアクションが繰り広げられようと、我々はその主人公の体技や表情がカッコいいかどうか分からない。
 アクションの後どんな見えを切っているのか分からない。
 コレでは観ている間面白くっても心に残るアクション映画にはなりようない。

 

 ストーリーについてちょっと。
 この映画はストーリーもそこそこ面白い。
 ラストのどんでん返しはともかくとして、途中でチョコチョコ姿を変えて神出鬼没の「ジミー」と言うキャラクターの正体など、考えたなぁ、、、と言う感じ。
 ただ、悪のラスボスがサイコキネシスが使える、と言うのが唐突過ぎて意味不明。
 アレ、必要ある?

JUGEMテーマ:映画

at 21:48, 空中禁煙者, 洋画

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