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「一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教」 ムスリムのナンギな(;一_一)カリフ道

 こんなオレでも「そういえばイスラム国はどうなったんだろう、、、」などと思ったりもするのである。
 しかも、よく考えると「どうなったんだろう」以前に、イスラム国ってなんなんだろうという段階であることに気づいたりもするのである。
 日本でイスラム国といえば中田考氏である。
 なにしろ日本人で唯一イスラム国にコネがあるのである。
 
 そんなこんなで、取っ掛かりとして内田樹氏との対談を読んでみたのだが、、、

 中田氏は「カリフ制さえ再興されれば全てはうまくいく」と言っているように思えるが、これがもう、全然納得行かない。

 「カリフ制」という以上、「カリフ次第」ということになってしまうのではないか。そりゃカリフがいればイスラム世界は一つにまとまって、イスラム教徒の皆さんは「よかったよかった」ということに、一応はなるだろうが。

 新しいカリフが「異教徒は全員ブチ殺してイスラムだけの世界を作る」とか言い出したらどうするのか。
 ムスリムの血だってさんざん流れるだろう。
 ソレはソレでジハードだからいいのか。
 それともカリフ制自体に流血だの差別だのを防ぐシステムが「構造的に」組み込まれているのか。

 だいたい、今のイスラム世界で全ムスリムが認めるカリフを立てることが可能なのか。
 アリーの血筋以外から立てれば、当然シーア派は絶対に認めないだろう。
 スンナ派は一応、アリーの血筋「じゃないくてもいい」程度なので、アリーの血筋からカリフを立てれば一見問題ないような気もするが、もしアリーの血筋からカリフが出た場合、シーア派はスンナ派を平等に扱えるのか。

 どうもその辺に関する説明がないまま「皆のカワユイ(^o^)カリフ道」とか言われても、何がカワユイのか、どこが(^o^)なのか全然解らない。そりゃイスラム教徒に限って言えば(^o^)かも知れないが、その場合「皆の」とか言ってほしくない。
 カワユイとか言っときゃ日本のあんま脳ミソ無いような女子高生とかが騙されてイスラム教徒が増えるとか目論んでるとしか思えない。もっともカワユイで引っかかるのは80年台の女子高生のような気もするが。

 要するに、学者というより、徹底的にイスラム教徒の立場から発言しているのだろう。

 ソレはソレで潔い態度だと思うが。

 もう、そのへんが気になって、本書を呼んで一神教について何か新しい認識が啓けたかというと、全然啓けてません。
 多分、中田氏は全然悪くなくて、オレの理解が足りないだけなんだろう。オレの頭が悪いだけなんだろう。多分。
 もっと中田氏の著作を真剣にたくさん読めば、ああ、なるほどな、と思えるんだろう。
 でも、もうそんな気は全然無いです。
 一冊の本を出版するというのは、そういうことだと思う。
JUGEMテーマ:ノンフィクション

at 01:45, 空中禁煙者, 書籍

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「ローン・サバイバー」 主人公が穏健派なのは実話ならではのご愛嬌

 「キングダム/見えざる敵」「ハンコック」「バトルシップ」と、一見アメリカ万歳に見えながらその実アメリカの傲慢を描く、という手の込んだ映画を作ってたクセ者監督ピーター・バーグ。今回もアメリカが頼まれもしないのにどっかに行っちゃあヒドイ目にあってあげくに行った先のヒトに助けてもらう、と言うハナシ。
しかも実話。

 ネイビー・シールズの駐屯地で、隊員たちの日常を描くシーンから始まるが、灼熱の太陽に焼かれながら訓練したり待機中のアレコレしたりする描写が、なんだか青春映画のよう。主役のマーク・ウォールバーグとエリック・バナは40代だが、きっとモデルになった隊員たちはもっと若いんだろう。
 青春といえば友情(と恋愛)であって、この描写がのちのち色んな意味で効いてきます。

 ひょっとして、戦争青春映画のような軟弱な映画になるのかな、と思うとさにあらず、戦争映画として、近来まれに見る激しさ苛烈さ。冒頭の青春映画風の雰囲気との落差が、まず、効いてくる。

 少数精鋭の暗殺部隊でアフガン潜行中に、民間人と出くわしてしまう。
 民間人を殺して自分たちの情報を守り、作戦の成功を目指すか、民間人を逃がして自分たちの存在が知られると覚悟して撤退するか。
 部隊内で議論はあるが、「ココは山の中腹なので逃がした民間人が下山してタリバンに連絡して武装集団が追ってくるまでに、山頂にヘリを呼んで逃げられるはず」という隊長の読みで逃がして撤退策をとるが、山の民の足を舐めていた、、、と言うハナシ。

 追われながら戦う描写の激しさ、悲惨さには目を奪われる。特に隊員たちが崖から転がり落ちるシーンには「役者が死んじゃう〜〜〜ッ!!」と叫んでしまった。

 隊員たちがひとり、またひとり、と減っていく。
 また、冒頭の青春描写が効いてくる。自分の判断のせい(主人公も民間人は逃がす派だった)で、仲間が死んでいく、、、

 お恥ずかしいハナシだが、この映画を見るまで、アフガニスタンに反タリバン勢力がいるということに思い至ってなかった。
 主人公が逃げ込んだ村の村人が、「タリバンはクソ!タリバンはクソ!」と叫ぶのを見て、ハタと膝を打ってしまった。
 しかも村人は主人公がアメリカ人だから、あるいは自分たちが反タリバンだから助けるのではない。
 「困っている旅人を助ける」のは、村の掟だからだ。何百年(何千年?)もそうやって暮らしてきたのだ。民族の文化なのだ。
 そして、タリバンはその掟にそぐわない。

 また、「乗り込んでって悪いやつ殺しゃいいんだろ?」というアメリカの浅薄な論理が民族の文化によって批判されている。
 ピーター・バーグ監督はソレが言いたいのかもしれない。

 ハナシは変わるが、マーク・ウォールバーグは「廉価版マット・デイモン」の立場から完全に脱した感じ。
 「TED」でコメディも成功させたし。
 これからがホントのマーク・ウォールバーグなのだろう。
JUGEMテーマ:映画

at 20:00, 空中禁煙者, 洋画

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