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マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「ロンドン・ヒート」 踊るロンドン捜査線 THE MOVIE

 原題は「Sweeny」で、「ロンドン・ヒート」という邦題は、なんとか「ヒート」っぽく思われたいという配給会社の方針だろう。「ヒート」って名画なんだねぇ、、、(ってコレ何回目だ)。

 「Sweeny」はロンドン警視庁(つまりスコットランヤード?)にある特捜隊(多分、架空)のアダ名で、1970年代に人気のあった刑事ドラマの映画版らしい。70年代のこととてキャストもスタッフも全員代わってるだろうが。

  イギリス映画らしいシブ〜い映画です。
なにしろ主役が小太り猪首のゴツいオッサンだ(一応頼りになる部下役で若いイケメンを配してはいるが)。このオッサンが、アバレたり捜査したりするのみならず、若いオンナの部下と不倫したりする。イギリスのオッサンは元気やな、、、

 アクションはそこそこ派手で映画っぽいが、事件がなんとなくテレビサイズな気はして、なんとなく全体的に「豪華なテレビスペシャル」みたいな感じ。
 アクションは派手なのにやっぱり「ヒート」と比べちゃイカんなぁ、と感じるのは、やっぱりカメラワークがテレビ的なのかなぁ、、、
 監督のニック・ラヴは一応「必殺処刑人」なんて監督作もあるが、やっぱりテレビ畑のヒトなのかなぁという感じ。

 シブくてバカバカしくないアクションがお好みのヒトにはオススメだが、洋の東西を問わず、「なんたらかんたら THE MOVIE」は映画っぽくなり難いんだなぁと言うことが判る一本。
JUGEMテーマ:映画

at 19:19, 空中禁煙者, 洋画

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「ヒッチコック」 困ったらエド・ゲインに戻れ

 「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」というテレビ映画があったが、もともとは同じ企画だったのではあるまいか、と思われるくらい同じ映画。
 題材こそ「ザ・ガール」で描かれた「鳥」製作時の一つ前、「サイコ」製作時のハナシだが、なにしろテーマが同じである。
要は「ヒッチコックは主演女優のストーカーになる」と、「実は奥さんであるアルマの存在がすごく大事」、この二つだ。一応、「ザ・ガール」はヒッチコックのストーカー行為がメイン、「ヒッチコック」はアルマがメイン、という違いはあるが。

 映画ファンには常識に類するハナシだが、この映画の背景になっている「サイコ」と、トビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」と、ジョナサン・デミ(と言うか原作者のトマス・ハリスの、と言うべきか)の「羊たちの沈黙」は実在する同じ事件を題材に採っている。米国猟奇犯罪史上に燦然と輝くエド・ゲイン事件である(もっともトビー・フーパーは正式には認めておらず、「子供の頃に噂を聞いたことがある程度」と言っているが)。
 事件自体の衝撃度を反映している度合いで並べると、

「悪魔のいけにえ」>「羊たちの沈黙」>>>>「サイコ」

という感じだが、まあ、「サイコ」が一番おとなしいのは、時代もあってしょうがない。
 「サイコ」が他の二作と決定的に違うのは、犯人の動機や人物形成についての説明があるところだろう(コレもある意味時代を反映しているのだが)。逆に、「悪魔のいけにえ」は一切の説明がないところが素晴らしいのだが。

 当時ヒッチコックは007シリーズで「北北西に進路を取れ」をパクられたと思っていて、普通のサスペンスに飽き飽きしていた。なにか、誰にもマネの出来ない、今までと全く違うものを捜していて、出会ったのがロバート・ブロックの「サイコ」だったわけだ。

 そして、この映画の製作陣は、ヒッチコックの幻想シーンに、(原作者ロバート・ブロックをトバして)、一気にエド・ゲイン本人を出す、という暴挙に出た。ウッディ・アレンの「ボギー、俺も男だ!」にボギーが出てくるようなもんだ。なんとなく、「ザ・ガール」との差別化を図るため、という気もしなくもないが、コレがなんか上手く行ってない。
そもそもエド・ゲインとヒッチコックの間にロバート・ブロックが挟まっていて、ロバート・ブロックの原作から実物のエド・ゲインに飛ぶのは無理がある。
 さらに言えば、ヒッチコックのこの時期の迷いを象徴させるために出しているのだろうが、ヒッチコックを演じているのはあのアンソニー・ホプキンスであって、正直言ってエド・ゲインより怖いので、「イヤあんた悩むことないやろ」という気がしてしまう。

 要するにレクター博士が主演女優と妻の間で悩み、会社からのプレッシャーに悩みながら映画を作る訳だ。
そのうち全員殺して食っちゃうんじゃなかろうか、というスリルも楽しめる映画になっている。
 あと、バラエティ番組の恐怖シーンでよく使われる(ハリウッドザコシショウ風に言うと)「キョンキョンキョンキョン、ギョンギョンギョンギョン!」という音楽が、「ああ、そう言えばバーナード・ハーマンによるシャワーシーンの音楽だったことよなぁ、、、」と思い出せる映画でもある。
JUGEMテーマ:映画

at 18:57, 空中禁煙者, 洋画

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「死霊のはらわた」 リメイクはフグ料理ホラー

 同じくカルトな人気を誇るホラー映画のリメイクである(それぞれの監督のデビュー作であることも同じ)、「テキサス・チェーンソー」と似たような印象。
 若者たちが森に集まる理由とか、それぞれの人物描写とかも整理されて、格段にちゃんとした映画っぽくなっているし、ここ数十年の技術革新で超常現象の描写も贅沢になっているが(ちなみに、本作はCGを使わず、いわゆる「特殊メイク」にこだわっているそうだ)。
 が、当然のごとくオリジナルにあったムチャクチャなパワーは失われている。

 そして、これらオリジナル版が今なお輝いているのは、その新人ゆえの訳の分からないムチャクチャなパワー故なのだ。

 一方で、ああ、30年の月日が経っているのだな、と思わせるのは、技術革新だけではない。例えば、女性の扱いがやはり30年前とは違うなぁ、、、と思う。本作の女性は、ただおっぱいと恐怖の表情と叫び声のためだけにいるのではない。

 いかにもしっかりものの、ほぼ全員のリーダー格の女性がさっさとヤラれてしまうのでどうなることかと思うが、なかなかどうして、お色気要員かと思われた主人公の恋人も、とんでもないド根性を見せてこちらの度肝を抜いたりしてくれる。

 「テキサス・チェーンソー」も最終的に女性に回収されるハナシになってたし、ホント、オトコは辛いよ、、、

 しかし、死霊に取り憑かれた奴を倒す三つの方法が、火炙り、バラバラ、まではいいとして、三つ目が生き埋め、というのはちょっと甘いんじゃなかろうか。別に土の中で窒息死するまで埋めておかなくても、自力で出てきたらもう死霊抜けてるんだもん。河豚料理じゃないんだから、、、
JUGEMテーマ:映画

at 19:50, 空中禁煙者, 洋画

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「悪魔を見た」 鬼畜 VS (鬼畜+鬼畜) 

 婚約者を快楽殺人者に殺された国家情報院捜査官(よく解かんないけどいわゆるKCIAでしょ?)が、独自に見つけた犯人をすぐには殺さず泳がせて、次の犯行に至ろうとする寸前姿を表し、徐々に痛めつけて行く、というハナシ。
 徐々に、と言っても生やしいものではなく、一人目で腕の骨を折り、二人目でアキレス腱を切り、と結構エグいので、犯人は徐々に身体の自由を失っていく。

 復讐者に「JSA」の(と断るまでもないか)イ・ビョンホン。快楽殺人者に「オールドボーイ」のチェ・ミンスク。

 この映画はある意味実験映画だ。
 人間、どこまで残虐な復讐を思いつけるか、と、どこまで猟奇的な鬼畜を描けるか、同時に追求する実験をしている。
 そして、その実験にある程度成功していると思う。

 鬼畜がKCIAから逃げる途中で、ある大邸宅に入り込む。
 すると、そこにはどう連絡を取っていたのか判らないが、鬼畜仲間が陣取っているのだが、なぜこの鬼畜仲間がそんな大邸宅に陣取っているのか、セリフによる説明は一切ない。一切ないが、ちゃんと判るように描いている。これだけでも「なんでもセリフで説明しないと気が済まない病」にかかっている日本の某監督に爪の垢でも煎じて飲ませたい(死語)が、この鬼畜仲間の鬼畜っぷりがまたとっても鬼畜でドキドキする。
 単なる二人の対決で終わらせず、ちょっときっついフックを放り込んでくるあたり、巧いなぁ、、、と感心してしまう。

 最終的にイ・ビョンホンの復讐計画が、失敗したとも成功したとも言える結末も、まあ、頑張ったなぁという感じ。
 正直言って中盤から終盤にかけて、素晴らしい設定に振り回されてグダグダになってしまい、「コレ、どうやって終わらせるんかい、、、」と不安になること夥しいのだが、ラストで持ち直したかな、と。
 すべてが終わった後のイ・ビョンホンの慟哭は、彼が単なるイケメンマッチョなだけではないことと相まって、確かに絶望と達成感がないまぜになった感情を伝えている。
JUGEMテーマ:映画

at 20:09, 空中禁煙者, 洋画

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