2012.03.25 Sunday
「カウボーイ&エイリアン」 ア、アメリカ人って真面目ななぁ、、、
日本国民のおよそ7割がタイトルを「カウボーイVSエイリアン」であると勘違いしているであろう、「カウボーイ&エイリアン」。まあ、内容はまさにカウボーイVSエイリアンで、何故「&」なのかはよく解らない。
発想としては「AVN(エイリアンVSニンジャね)」と一緒だろう。どう考えてもB級だしどう考えてもくだらない。
でも、「AVN」とは全然違う。もう、びっくりするくらい違う。間違いなくB級だし、くだらないっちゃくだらないんだけど、全然違う。
くだらない事を、どうせくだらないんだからと適当にやってしまうか、くだらないことにも真剣に努力出来か、の国民性の違いが出たとしか言いようがない。
イヤもう、ホント、モロに真剣にやってます。カウボーイVSエイリアンを。
でも、「AVN」とは全然違う。もう、びっくりするくらい違う。間違いなくB級だし、くだらないっちゃくだらないんだけど、全然違う。
くだらない事を、どうせくだらないんだからと適当にやってしまうか、くだらないことにも真剣に努力出来か、の国民性の違いが出たとしか言いようがない。
イヤもう、ホント、モロに真剣にやってます。カウボーイVSエイリアンを。
例えば西部劇全盛期に、一匹狼のアウトローと心正しい保安官と、その両者とも対立する街の権力者が、街を襲撃してくるインディアンと戦うために一致協力して友情を育む、なんて映画があっても不思議じゃないだろう。なんか探せば絶対あるような気がしてくる。
コレをですね、今どきの事とて先住民を悪者にする訳にはいかないので、いっその事アパッチ族も味方につけてエイリアンと戦う、と。
コレを西部劇全盛期と同じテンションでやってるわけ。
コレをですね、今どきの事とて先住民を悪者にする訳にはいかないので、いっその事アパッチ族も味方につけてエイリアンと戦う、と。
コレを西部劇全盛期と同じテンションでやってるわけ。
一方で、ですね、エイリアンアブダクションものって有るじゃない?「X-File」とか「Taken」とか。アレだって別にアブダクション自体が眉唾ものだからって、フザケてやってないでしょ?笑いに逃げたりしてないでしょ?
で、現代にアブダクションがあるんだから、別に西部開拓時代にも有ったんじゃね?と。だったら開拓記のアブダクション描いた映画があってもいいんじゃね?と。
コレはコレで間然とするところのない論理だ。
で、現代にアブダクションがあるんだから、別に西部開拓時代にも有ったんじゃね?と。だったら開拓記のアブダクション描いた映画があってもいいんじゃね?と。
コレはコレで間然とするところのない論理だ。
この2つを、まんま全力でやっている、と。
まあ、実はどっちかって言うと西部劇よりなんだけど、もう、ホコリっぽい衣装といい、ホコリっぽいセットといい、完全に本イキの西部劇として成立してる。
どれくらい本気かって言うとですね、一匹狼のアウトローが007で、嫌われ者の権力者がインディ・ジョーンズです。スピルバーグはインディ・ジョーンズ作るとき念頭にあったのは007だそうですが、こんなとことで夢の融合しちゃいましたね。
まあ、ハリソン・フォードは例によって内心(こりゃ何の冗談だ?)と思いながらやってるんでしょうけどね。
ダニエル・クレイグのキレの良いアクションはサスガです。
まあ、実はどっちかって言うと西部劇よりなんだけど、もう、ホコリっぽい衣装といい、ホコリっぽいセットといい、完全に本イキの西部劇として成立してる。
どれくらい本気かって言うとですね、一匹狼のアウトローが007で、嫌われ者の権力者がインディ・ジョーンズです。スピルバーグはインディ・ジョーンズ作るとき念頭にあったのは007だそうですが、こんなとことで夢の融合しちゃいましたね。
まあ、ハリソン・フォードは例によって内心(こりゃ何の冗談だ?)と思いながらやってるんでしょうけどね。
ダニエル・クレイグのキレの良いアクションはサスガです。
真剣にフルテンションでやってりゃ必ず面白くなるかというとそうでもなかったりするのが辛いところだが、少なくとも「AVN」の本気じゃなさと比べてしまうと、なんか悲しくなってしまう。
結局、くだらないことにも真剣になれる国民性にはかなわないのかなぁ。
どう想像力を逞しくしてみても、今後この国で「エイリアンと忍者が戦う映画」が真剣に作られるような時代が来ると思えないんだよな、、、悲しいことに。
JUGEMテーマ:映画
どう想像力を逞しくしてみても、今後この国で「エイリアンと忍者が戦う映画」が真剣に作られるような時代が来ると思えないんだよな、、、悲しいことに。
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