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マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「プレデターズ」 監督がプレデターを愛してない

 プレデターシリーズも「ハズレ無し」のシリーズ(含む「エイリアンvsプレデター」)であり、コレはCMを見た時から、「お、面白そう、、、」と期待してたんですが、、、

 とりあえずシリーズ最高のつまらなさ。なんか全然アクションしてないじゃん。

 ついにプレデターの星に行くハナシかと思ったらさにあらず、どうもプレデターが人間連れてきて狩りをするための星らしく、プレデターもちょっとしかいません。「プレデターズ」って言うんだから、「Aliens」のエイリアンみたいにゾロゾロ出てくるかと思ってた。
 で、かなり昔から強そうな人間集めて連れてきちゃあ、狩りをして楽しんでるんだか訓練してるんだかよく判らないが、とりあえず殺してる、と。

 で、どうも今回この連れてこられた人間同士の揉め事に終始しちゃった感がある。
 せっかく最強の戦士を連れてきたのに、どうも人間対プレデターの戦いが盛り上がらないのね。
 そうじゃなくって、人間がどうやってプレデターに勝つかに興味があるのよ。プレデターってそれじゃん。一作目から。

 だいぶ前に連れてこられてなんとか生き延びてる戦士役にローレンス・フィッシュバーン。意外に豪華というべきか、そういえば最近ロレフィッシュをメジャーな映画で見てなかったが、落ちぶれてんのかしらというべきか。
 このヒトが頼りになりそうに登場したものの、長年の孤独と緊張でちょっとアタマが変になってる、なんてのをサラッと描くあたりは悪くないんだけど、、、
 コイツが長年培った知恵を利用してプレデターに対抗するんだな、、、と思ってるとそうでもなかったり、、、
 もう、いちいち不完全燃焼。

 この監督、多分プレデターが好きじゃないんだろうな。プレデターに興味ないのがミエミエ。

 自然とグループのリーダーになる凄腕の傭兵にエイドリアン・ブロディ。ひ弱なインテリの役が多い印象だが、なかなかどうして筋肉質な体を魅せつけて堂々たる戦士ぶり。外国の役者は体鍛えてんなぁ、、、
 紅一点イスラエル軍の狙撃兵役のねーちゃんもカッコイイ。美人だがいざとなるとちゃんと狙撃兵に見える動きをするのは立派。

 もうさ、次はプレデターの星に行くハナシをやろうよ。
 必死で生き延びるうちにいつの間にかその星で一作目のプレデターみたいな存在になってた、、、なんてさ。
JUGEMテーマ:映画

at 21:44, 空中禁煙者, 洋画

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「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」 ギャング同士は目で会話する

 香港ノワールと言う言葉は当然フランス語のフィルム・ノワールが元になっているわけで、だったらいっそフランス人主役にしちゃえ、という訳で今回フランスの国民的歌手兼俳優、ジョニー・アリディ(よく判らないが、フランスの裕次郎みたいなものではないか)が主演です(もっとも、フィルム・ノワールの本場はあくまでアメリカですが)。

 そんな訳で、今回、アンソニー・ウォン、ラム・シュー、サイモン・ヤムと言った毎度おなじみトー組の面々に、フランスのベテラン俳優突っ込んでみたらどうなるか、と言う試みなわけですが、まあ、やってることはたいして変わりません。
 冒頭から、あ、ココで一発来るな、、、と思っていると轟音と共にドア越しにぶっぱなすジョニー・トー演出にしびれる。なんか安心して世界に浸れる。
 銃撃シーンの華麗さはいつものことだが、今回は静的な「腹の探り合い」みたいなシーンの緊張感が素晴らしい。
 ジョニー・アリディはマカオに嫁いだ娘の復讐をするために単身マカオに乗り込んでくるわけだが、何分異郷のこととて右も左も判らない。なんとか協力者を得なければと思ってホテルの廊下を歩いていたところに、アンソニー・ウォンの一味(殺し屋)がホテルの一室で一仕事終えて出てきたところに出っくわす。ラム・シューは不覚にもまだ手に銃を持っている。
 見つめあう、一人と三人。
 「(ああ、コイツら今殺しをしてきたな、、、)」
 「(このオヤジ、オレ達が殺しをしたって気づいてるな、、、)」
 「(メンド臭え、この場でコイツも殺っちまうか、、、)」
 「(オレを殺れるか?廊下で?誰にみられるか判らないぞ、、、)」
 誰もヒトコトもしゃべらないが、痛いほどに思ってくることが伝わってくる。
 絶妙のタイミングで背を向け互いの道を歩き出す一人と三人。し、シビれる、、、

 結局ジョニー・アリディはこの三人を探し出し、仲間にする。
 復讐のため探偵役もやらざるを得なくなった殺し屋三人組が現場を訪れ、娘(と孫と娘の旦那)の殺害シーンを検証するシーンのカメラワークも素晴らしい。現在と殺しの瞬間をフラッシュバックで交錯させて、まるでクローネンバーグ級の上手さ。こんなことも出来るんだねぇ、、、

 とは言うものの、オレはこの映画の後半に仕掛けられたギミックのいくつかに納得がいかない、というかちょっと余計なのでは、と思ってしまった。
 ジョニー・アリディがいつ記憶喪失になるか判らない、と言う設定は必要なのか。普通にやればいいじゃん、と思う。
 あとこれは褒める人も多いいんだろうと思うが、ゴミのキューブを使った銃撃戦とか。使いようによっちゃ面白くなった気もするけど、なんかこのシーンの最後グダグダじゃん。
 「フィルム・ノワールってああしたもんだよ」って言われりゃそれまでだが。なんかある意味鈴木清順的と言うか。
 なんか無い方が素直に楽しめた気がするんだけどなあ、、、

 なんか「渇き」と同じような感想だな。たんにオレの老化かな?
JUGEMテーマ:映画

at 20:42, 空中禁煙者, アジア

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「第9地区」 ヨハネの街の殉教者クリストファー

 巨大宇宙船が地球に飛来したが乗っていたエイリアンは何故か全員宇宙船の操縦も出来ないボンクラばかりだった、というアイデアは素晴らしい。
 さらに地球人がこのボンクラ共を全員ぶち殺すわけにも行かず、どうしよう、しょーがねーなー、とりあえず難民キャンプでも作って暮らさせるか、、、という展開、及び、ココからは主に製作者側の事情だが、どこに来たことにする?ヨハネスブルグなんていいんじゃね?世界一治安悪いって言われてるし、元々人種差別の本場だし、あーーそれイイ!!それにしよう!それイタダキ!!と言う判断までは全く正しい。
 非の打ち所が無い。
 が、この映画、ココから先はグダグダじゃね?
 もう、そっから先どうしていいか判ら無くなってしまったのではないか。


 上記の美点はつまりまだ設定の段階であって、設定だけでは映画は出来ない。
 映画というものは何らかの喪失を抱えた主人公が、その喪失を埋めるためにドタバタしなければ始まらないし、何より終わらないのだ。
 この映画も当然登場人物の一人に喪失を与えて、そいつがその喪失を埋めるためにドタバタし始めるんだが、この喪失がせっかくのこの設定に最適な喪失だったのかどうか、どうも良く判らない。
 よく考えると設定に密接に関わった喪失ではあるのだが、どうもストーリーを転がすために喪失のための喪失を与えたような気がしてならないのね。


 ただ、そこさえ目をつぶっちゃえばこのドタバタは非常に良く出来てる。テンポといいアクションのエスカレーションのさせ方といい、B級SFアクションとしてそこそこ楽しめます。突き放したようなラストのワンカットも、まあ、ここまでやっちゃえばコレしか無いかなって感じ。


 で、ですね、ちょっとネットを渉猟してもこの映画の謎(特にあの液体の謎)について書いてるテキストがないようなので、ワタクシ空中さんのこの映画に関する妄想を書き留めておきます。
 一部ネタバレを含むので、注意して<続きを読む>をクリックしてネ。
JUGEMテーマ:映画
続きを読む >>

at 20:26, 空中禁煙者, 洋画

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「渇き」 韓国人の信心深さが判る映画

 ワタクシ空中さんにとっては今のところハズレ無しの「韓国の若き梅宮辰夫」ことソン・ガンホ先生と「JSA」「オールド・ボーイ」とこれまたハズレ無しのパク・チャヌク監督の「JSA」以来のタッグ、とくればコレはもう傑作に違いないと思ったのだが、、、

 死亡率100%の謎の奇病から生還したら何故かヴァンパイアになっていた敬虔な神父が、姑と夫に虐げられている人妻と浮気をするハナシなんだが、、、コレ、別にヴァンパイアである必要なくね?
 韓国は確か日本より全然キリスト教が人口に膾炙している筈で、神父様が人妻と浮気、などというのはとんでもないスキャンダル、想像を絶する背徳行為なのかも知れない。人妻の不倫単独で見ても、未だ儒教的価値観の強い韓国では、日本よりは相当イカン事なのではないか。
 そこでなんとかこの背徳行為を映像化したいのだが、そのままやるとあまりにもスキャンダラス過ぎて、ヘタをするとキリスト教サイドの反発を食らいかねない。そこで「ヴァンパイアじゃしょーがねーなー」というカタチに持っていった、としか見えないのね。人妻への性的な「渇き」をヴァンパイアの血への「渇き」でごまかそうとしているわけだ。

 ココから先この勝手な決め付けでハナシを進めるが、韓国映画はこのところ日本映画界以上に様々なタブーに挑戦している筈で、ここは何としてもストレートにスキャンダラスな愛を描いて欲しかったと思う。コメディ要素もあるのだが、コメディにしたいのかホラーにしたいのかスリリングなムードのスキャンダラスな恋愛モノにしたいのか、なんだか良く判らない。監督の迷いがそのまま映像化されてしまっているよう。

 実を言うとワタクシ空中さんはこの神父がどの時点でヴァンパイアになったのか、よく判らなかったりもする。謎の奇病のせいでなったのだとすると、この神父は自分の境涯をあまりにもあっさりと受け入れ過ぎだし、ヴァンパイアの生態に詳しすぎではないか。ヴァンパイアになったことでいったい自分に何が出来るようになったのか、どうすればこの症状を他人に移せるのか等、いつどこで検証したのか不思議である。
 なんとなくもっとずっと前からヴァンパイアだったような演出でもあるのだが、そうなると奇病からの生還のくだりがなんのためにあるのか不明である。
 要はその辺なんにも考えてなくて、ただ神父と人妻の浮気を描きたかっただけではないか。

 ソン・ガンホ先生はすっきり痩せて見違えるような二枚目振り。とても容疑者とみるや飛び蹴り食らわせてた田舎のデブ刑事と同一人物とは思えない。人妻役の女優さんも姑や夫に虐げられて、優しい神父様に欲情してんだか自由を求めてんだかおそらくは自分でも不分明なオンナを表現し切っていて、ゾクゾクするほど魅力的。

 やっぱりヴァンパイア要素抜きで正面から神父と人妻の不倫を描くべきだったよなぁ、、、
JUGEMテーマ:映画

at 17:12, 空中禁煙者, アジア

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「新・魔獣狩り  完結編 倭王の城 下」 大河小説とケータイ

(「上」からの続き)
 とは言いながら、全然関係ないハナシ。
 ケータイの話です。

 このシリーズ、上巻でも書いたけど始まったのは33年前で、「サイコダイビングと言う技術がある以外は現代と全く同じ世界」って一種のパラレルワールドとして設定されてるのね。で、作品世界では始まってから3・4年しか経ってないってことになってる訳。
 ココで困った問題が発生するぞ、と。

 若いヒトは知らないだろうが、実は!何を隠そう!33年前はケータイ電話などというものはこの世になかったのでアーーーる!!!
 1970年の大阪万博の時から技術としては有ったことは有ったのだが、1983年の段階でまさか日本国民ほぼ全員が電話を持ち歩くようになるなどとは夢にも思ってなかったのであった。
 当然、登場人物たちはなんか困った時でもケータイで連絡なんか取り合わない。お互い電話のあるところにいて、しかもそのことが双方ともに了解済み、という場合のみ電話連絡が出来るのである(イヤほんと、そういう時代があったのよ)。


 この問題についてはオレはこの33年間、イヤ、携帯電話が完全に普及したここ15年くらいか、ハラハラしながら見守ってきたのである。獏先生、いったいこの問題をどうするつもりなのか、と。
 コレが時代が習俗を描くことが重要な要素である文学作品とかであれば、「このハナシ、まだ80年だもんね」とか言ってぶっちぎることも可能である(というか当然そうでなければならない)のだが、サイコダイバーシリーズは場合によっちゃケータイが普及してから生まれた中学生なども読むエンターテインメント作品である。彼らは「何でコイツらケータイで連絡取り合わねーの?バカじゃね?」とか言って放り出しかねない。何らかの方法で解決しなければならないのである。このままケータイ無しでぶっちぎるのか、それとも何かのきっかけで出してくるのか、、、
 突然、「文成は最近普及し始めた携帯電話を手に入れる必要を感じた」とか言って、、、
 コレはちょっとドキドキしますね。


 まあ、結論から言うと、獏先生、何食わぬ顔でフッツーに出して来てますね。それまで連絡取るのに苦労してた奴らがフツーにケータイで連絡取り始めます。アハハ。
 まあ、しょうがないか、、、


 この33年間にあった由無し事は、バブル崩壊だろうと9.11だろうと規制緩和だろうと政権交代だろう一切作品世界に影響を与えていないが、ケータイだけはフィクションというもののあり方に大きく影響をあたえるのね。
 端的なハナシ、ケータイ電話があったら「君の名は」って成立しないもんね(「君の名は」についてはおじいちゃんに聞いてください)。


 フィクションのあり方に大きく影響を与えるケータイ電話というものの普及を間に挟んだ大河小説を33年間読み続けるというのは、思えば貴重な体験だったんだなぁ、、、などと感慨にふけってしまいました。
 しかしこれ、今最初から読み始める若いヒトはどう思って読むんだろう。何にも思わないかな、、、 
JUGEMテーマ:小説全般

at 12:54, 空中禁煙者, 書籍

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