2010.08.11 Wednesday
「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」 ジャック・ブラックに(まあまあ)ハズレなし
ミュージカル風のオープニングが素晴らしい。一瞬「モントローズか?!」と思うような小気味よいハードロックに乗せて、厳格な一家に生まれたはみ出しもののロック狂少年ジャック・ブラックが、いかにして相棒と出会うかまでを描ききる。
家族の前でヒワイな歌詞のロックをガなる次男にキレる父親がミートローフ(!ちゃんと歌う)。ロニー・ジェイムス・ディオ御大(合掌)まで引っ張り出して、壁のポスターから抜け出て少年JBに家出を勧めるロックスターの役(て言うか本人役、ちゃんとメロイックサインもやる)やらせちゃてる。
タイトルバックも意外なほど高級感満載で、正直、「コレは傑作ではないのか」と言う雰囲気が横溢しております。
ご安心ください。
相棒と出会って弟子入りするまでは素晴らしいのだが、そこから先はやや尻すぼみ気味。おバカ映画ッぷりは過去ジャック・ブラック作品の中でも最高だが、どうもこれ、スケールが小さいよね。いやスケールが小さくってもイイんだけどさ、「真にビッグなロッカーになるためには悪魔の牙で作ったピックが必要だ!」って大風呂敷広げちゃってるからさ。その後もそれなりのスケールにして貰わんと。
そのピック、今は訳の分からんロック博物館にあって、そこに盗みに入るって言うのよ。単なる泥棒バナシになっちゃうの。
徹底的にくだらないギャグの数々は素晴らしいと思うのだが、せっかく映画なんだから、もうちょっとなんとかならんか、、、
家族の前でヒワイな歌詞のロックをガなる次男にキレる父親がミートローフ(!ちゃんと歌う)。ロニー・ジェイムス・ディオ御大(合掌)まで引っ張り出して、壁のポスターから抜け出て少年JBに家出を勧めるロックスターの役(て言うか本人役、ちゃんとメロイックサインもやる)やらせちゃてる。
タイトルバックも意外なほど高級感満載で、正直、「コレは傑作ではないのか」と言う雰囲気が横溢しております。
ご安心ください。
相棒と出会って弟子入りするまでは素晴らしいのだが、そこから先はやや尻すぼみ気味。おバカ映画ッぷりは過去ジャック・ブラック作品の中でも最高だが、どうもこれ、スケールが小さいよね。いやスケールが小さくってもイイんだけどさ、「真にビッグなロッカーになるためには悪魔の牙で作ったピックが必要だ!」って大風呂敷広げちゃってるからさ。その後もそれなりのスケールにして貰わんと。
そのピック、今は訳の分からんロック博物館にあって、そこに盗みに入るって言うのよ。単なる泥棒バナシになっちゃうの。
徹底的にくだらないギャグの数々は素晴らしいと思うのだが、せっかく映画なんだから、もうちょっとなんとかならんか、、、
ジャック・ブラック映画は意外に外れが少ない。この映画もハズレではない。ジャック・ブラックのボーカルと相棒カイル・ガスのギターテク、そして二人のロックセンスは素晴らしい。それだけでも観たかいはあった。でも、最高にくだらないギャグ満載のテネイシャスDのプロモビデオって考えたら長すぎるわ。
JUGEMテーマ:映画
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