2009.11.29 Sunday
「グラン・トリノ」 横町のご隠居頑張るの巻
どうも世間はこの映画に対する絶賛の嵐で飽和してますね。
曰く「イーストウッドの集大成!」
「イーストウッド最後の出演作!!」
「過去の自作へのオマージュの数々!!!」
「イーストウッドの9・11以後の世界に鳴らす警鐘!!!!!!!!!」
これらの賛辞はすべて正しい。そういうものはこの映画に確かに全部ある。
でも、それって面白いか?
ありゃあいいのか?
過去数々のイーストウッド映画を絶賛してきたワタクシ、空中さんではあったが、これはまったく面白くなかったです。
曰く「イーストウッドの集大成!」
「イーストウッド最後の出演作!!」
「過去の自作へのオマージュの数々!!!」
「イーストウッドの9・11以後の世界に鳴らす警鐘!!!!!!!!!」
これらの賛辞はすべて正しい。そういうものはこの映画に確かに全部ある。
でも、それって面白いか?
ありゃあいいのか?
過去数々のイーストウッド映画を絶賛してきたワタクシ、空中さんではあったが、これはまったく面白くなかったです。
様々な象徴に満ちた映画ではあるが、結果的に映画として面白くなかったら意味ないんじゃないのかなぁ、、、
どう言い繕っても横町でジジイと不良が死者が出るまで喧嘩するハナシでしかないでないでしょ。相変わらずの悠揚迫らざる演出で観ている間は退屈せずに観れるが、最後まで観終わって、結局何を楽しめばよかったのか分からない。
「グラン・トリノは○○の象徴だ!」
「モン族は○○を意味している!!」
とはしゃいでいる批評をみると「ご苦労様です」としか言いようがない。
結局なんか言いたいことがあって焦って作っちゃっただけなんじゃなかろうか。前作からのインターバルも異常に短いし。