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中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「大帝の剣」 サブジャンルの2乗

 夢枕獏の長らく中断していた小説が再開されたのに合わせて作られた映画。映画作成に至った事情はちゃんと再開された小説のあとがきに書いてある。夢枕獏はとある編集者に「大帝の剣を再開してください」と頼まれたものの、他にいろいろ約束があって取り掛かれる見込みが無い。そこでこうでも言えば諦めるだろうと思い、「映画化でもされたらモチベーションが上がるかも、、、」と言ってみたところ、なんとホントに映画化することになったんだと。で、仕方なく小説を再開せざるを得なくなった、と。

 実を言うとオレは夢枕獏の大ファンなのである。だから小説も読んだし映画も観た。しかしコレはちょっとヒドいのではないか。ここ数年なんとなく「日本映画って小説とかマンガとかテレビドラマのサブジャンルみたいになっちゃったなぁ、、、」と思ってはいたが、ついに一作家のモチベーションの為に作られるところまで落ちたか、と言う感じ。
 もちろん成立の事情がどうだろうと傑作(とまでは言わないが水準作)が出来れば何も文句を言う筋合いは無いが、この出来がまたヒドい。金がかかってそうなところがまた腹が立つ。たった一人の作家のモチベーションの為に大金かけて大のオトナががん首そろえていったいぜんたいナニをしているのかと思う。監督は例によって堤幸彦だ。

 実を言うとオレはテレビの堤幸彦の大ファンなのである。「ケイゾク」の斬新な演出を観た時はは「スゲェ奴が出てきた、、、」と狂喜したものだ。その後の「IWGP」や「TRICK」も面白かった。
 が、なんか映画撮ると急にダメだよね、このヒト。「ケイゾク」や「TRICK」の映画版すらヒドかった。所詮テレビサイズの連続モノで本領を発揮するヒトだと思うのだが、どういうわけか最近は大作話題作に引っ張りだこである。
 つまりは映画が何かのサブジャンルにしか過ぎなくなりつつあることを象徴するヒトなのだろう。小説家やマンガ家においそれと映画撮らせる訳にはいかないからなぁ、、、
 原作のみならず、演出家まで他のジャンルでの人気を当て込まざるを得なくなった訳だ。

おそらく堤幸彦はこの映画化のハナシが来た時に、「この原作で面白い映画にするアイデアがあるか」とか「原作を超える面白い映画になるのか」とか「そもそも映画にする価値があるのか」とか、一切考えてない。金出してくれるヒトがいて脚本が有れば、「あーハイハイ、コレで撮ればいいのね」ってなもんだ。あとは堤流のギャグでも散りばめときゃあ客は喜ぶと思ってる。
 それはテレビ屋の発想だ。
 映画は黙ってりゃタダで各ご家庭に流れてくるもんじゃない(もちろんいつかは流れてくるけど)。金出して時間作ってわざわざ映画館まで行って観るもんだ。少なくともそういう観客を前提に作ってないと映画じゃないだろう。
 原作が完結した時点で(イヤいつになるかわかんないけどさ)、再度の「映画」化を望む。源九郎役は(あまりにもトシ取ってなければ)阿部ちゃんでいいから。
JUGEMテーマ:映画

at 20:23, 空中禁煙者, 邦画

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「ボーン・アルティメイタム」 ヒーローはいつも水に消える

 前作「ボーン・スプレマシー」の時も言ったけど、どーもこのシリーズは苦手。いや、題材も脚本も好みだし、マット・ディモン君も頑張ってるんだけど。撮り方がイヤなの。なんかガチャガチャしてて。

 例えば、だ。
 主人公ジェイソン君は、とあるジャーナリストに会って是が非でも情報を貰いたい、と。ジェイソン君は、CIAに尾行されているであろうジャーナリストを人混みに呼び出し、自分は姿を隠しながらジャーナリスト氏をケータイで誘導して、ときに安全な方向へ、ときにおとりに使いながら、CIAを一人ひとり倒しつつ、最終的には落ち合わなければならない、と。
 コレを映像で表現するのは凄く難しい。イヤ、小説やマンガで表現するのはもっと難しいだろうが、映像で面白く判りやすく観せるのも充分難しい。で、この一味はコレをユラユラしたカメラワークと印象的な動きのアップだけで済ましてしまうのである。
 どうも、撮影現場ではちゃんと表現できるように段取り出来てる様な雰囲気もある。撮影現場で下っ端スタッフが一生懸命段取りして、役者が一生懸命実行してることを、カメラワークで台無しにしてる感じ。なんかワサワサしてる雰囲気だけ伝わればイイや、みたいな。
 一作目や二作目でもおん〜なじ事を感じた。マット・ディモンの格闘シーンにしろ、カーチェイスにしろ、現場ではちゃんとやっているのに、安っぽい「カメラワークで不安感煽ってますよ」的なテレビドラマみたいになっちゃってる。
 なんとなく、最近の流行のような気もして、今後の映画界を憂うモノである。

 結局、なんだかんだ言って一応ガチな恋愛を絡めてあった一作目が一番ドラマに深みがあって面白かったような気がするが、今作の一応の美点は、一作目二作目観た時点では、おそらくはマクガフィンであろうと思われた、「トレッドストーン計画」が一応、明らかになることだろうか。コレが明らかになって初めて一作目の眼鏡の殺し屋(ブレイク直前のクライブ・オーウェン!!)の意味不明な呟きも意味を持つようになるのである。
 
 え?みんな前二作観た時点で判ってたって?
JUGEMテーマ:映画

at 21:04, 空中禁煙者, 洋画

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