smtwtfs
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
profile
recommend
マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
映画検索
カスタム検索
  
 
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
★の数が意味するところ
★★★★★
生涯のベスト10を塗り替える勢い
★★★★
ブルーレイがでたら買うかも
★★★
観といて損はなかったかも
★★
別に観なくてもよかったかも

金はいいから時間返せ
bk1
new entries
categories
archives
recent comment
  • 「スパイダーマンTM3」  え?え?TMってナニ?
    空中禁煙者 (01/23)
  • 「スパイダーマンTM3」  え?え?TMってナニ?
    nk (01/22)
  • 「必殺始末人」 トシちゃん渾身の殺陣が堪能できる
    空中禁煙者 (07/04)
  • 「必殺始末人」 トシちゃん渾身の殺陣が堪能できる
    台湾人 (07/03)
  • 「必殺始末人」 トシちゃん渾身の殺陣が堪能できる
    空中禁煙者 (07/02)
  • 「必殺始末人」 トシちゃん渾身の殺陣が堪能できる
    台湾人 (07/01)
  • 「ザ・ライト エクソシストの真実」 コレで実話って言われてもなぁ、、、
    空中禁煙者 (06/29)
  • 「ザ・ライト エクソシストの真実」 コレで実話って言われてもなぁ、、、
    通りすがり (06/28)
  • 「ゼロの焦点」 中島みゆきのエンディング・テーマがビックリするくらい浮いている
    通りすがり☆ミ (12/08)
  • 「必殺始末人」 トシちゃん渾身の殺陣が堪能できる
    空中禁煙者 (06/03)
recent trackback
links
mobile
qrcode
others
無料ブログ作成サービス JUGEM
search this site.
<< 「旧約聖書の誕生」 モーセ五書はなぜ律法と呼ばれるのか。 | main | 「翔んで埼玉」 全埼玉が泣いた。 >>

「絶滅の人類史 なぜ『私たち』が生き延びたのか」 ルーシーとイブの間に

 松本零士氏はアニメで大金を得るようになってから、やや作風が変わってしまったが、それ以前は非常にこだわりの強い作風で、別の作品に同じテーマのエピソードを何度も繰り返し挿入するようなヒトだった。
 そんな松本零士氏がこだわっていたテーマの一つが、「ネアンデルタール」。
 ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の交雑によりホモ・サピエンスのDNAに眠るネアンデルタールのDNAが何かの拍子に目覚め、ネアンデルタール人としての自覚と記憶(松本氏の作品世界ではネアンデルタール人は先祖の記憶を全て継承していることになっている)を取り戻した学者が、自らの先祖を滅ぼしたホモ・サピエンスに復讐を企てる、というのが主なモチーフだった。
 彼の激しい復讐心は、先祖から受け継いだ「(ホモ・サピエンスに)男は殺され喰われ、女は犯され」た記憶による。
 つまり、このモチーフにおいては、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスに「暴力的に」滅ぼされたことになっている。
 
 毎度毎度無知を晒してますが、松本零士氏のこのモチーフの作品を読んだ時点で、ワタクシ空中さんは
 
「ホモ・サピエンス以外にも人類と呼ぶに値する種がいた」

ことには気が付いていた。
 しかしそこまで。
 
 あるじゃん?
 アウストラロピテクスとか。
 シナントロプス・ペキネンシスとか。
 ホモ・エレクトスとか。
 ああいうの。
 
 アレ、ワタクシ空中さんは、要するにお猿とホモ・サピエンスの共通の先祖からホモ・サピエンスに至る過程なんだと思ってた。
 あの、よく見る、コブシついて歩いてたお猿が徐々に立ち上がって最後サラリーマンになる、アレ。
 要はあの途中にのどこかにみんな収まるんだと思ってた、ネアンデルタール人以外は。

 しかし違うのである。
 本書によれば、ネアンデルタール人以外にも人類と呼ぶに値する種は20種以上もいたのである。
 しかしそのほとんどは絶滅し、ホモ・サピエンスだけが生き延びた。
 コレがタイトルの「絶滅の人類史」の意味である。
 ここでいう「人類」とは我々ホモ・サピエンスのみを指すのではなく、コレら滅びていったホモ・サピエンスとは別の「人類」のことなのである。
 
 我々現代人にとってはほぼ、人類=ホモ・サピエンスなのでこの辺はすごくこんがらかるが。
 
 ではなぜネアンデルタール人を含むホモ・サピエンス以外の人類は滅びていったのか、が本書のテーマであると言っていいだろう。
 松本零士氏の言うように、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスに殺戮されて絶滅したのだろうか。
 
 残念ながら、というか、幸か不幸か違います。
 詳しくは本書にあたって欲しいが、「殺戮しなくてもある種が他の種を滅ぼすことはある」ということだろうか。
 結局のところ、ホモ・サピエンスが滅ぼしたには違いないんだけど。
 別に殺戮しなくても他の種が滅びる要因になりうるよっていう。
 
 ところで、ですね。
 本書を読んでいてふと気づいたんですけど、本書を読んでいると、岸田秀先生的な、というか高野信夫的な「白人は黒人に差別されてヨーロッパに渡った黒人の白子である」的な言説って成り立たなくなるのかなぁ、、、という気がしてきた。
 
 別に差別されて追いやられなくても、原人の段階でどんどんヨーロッパにもアジアにも渡っているではないか。
 もちろんこんなことは本書を読まなくてもとっくに気づいていてしかるべきなのだが(「白人白子説」を支持するかどうかはまた全然別の問題)、ここに気づいて今後この説の信憑性に気を付けて読書しようと思えただけでも本書を手に取った価値はあったというものだろう。
 読書ってそういうものだと思います。
 
 あと、加藤隆先生には申し訳ないが、加藤先生の著作のあとに読んだせいか、本書のリーダビリティの高さは尋常じゃない。
 まあ、年齢的な問題もあるだろう。
 更科功先生はビートルズ世代であり、たとえ話がビートルズである(と言っても60近いお歳だが)。
 有名なアウストラロピテクスの化石が発見された際、発掘隊がテープレコーダーでビートルズの「Lucy In The Sky With Diamond」を聴いていたこと因み「ルーシー」と名付けられた、という故事に始まって、この学会にはビートルズファンが多いのかもしれない(ていうか、発掘隊はLSDでキマってたんじゃ、、、)。

JUGEMテーマ:ノンフィクション

at 21:40, 空中禁煙者, 書籍

comments(0), -, pookmark

comment