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「ボヘミアン・ラプソディ」 フィクションとしてのフレディ・マーキュリー

 まず、フレディ以外の三人が似すぎ。
 ほとんど笑っちゃうレベル。
 遠目に三人並んで映ってたりすると、もう、本物にしか見えない。
 特にジョン・ディーコンは最初長髪で途中一回短髪になり、その後アフロにしちゃったりするタイミングも併せて異常な似かた。本人のカメオ出演ではないか、と疑いたくなる。

 

 同じ「ロックバンドの伝記映画」というジャンルに、オリバー・ストーンの「ドアーズ」があったが、アレはメンバーのルックスを似せる、という意味ではある程度諦めていた。ヘアスタイルさえ合わせてりゃ、あとは演技力でどうにかしてよ、みたいな。
 まあ、ドアーズは短命だったし、活動期間がミュージックビデオ流行のはるか以前なので、露出がクイーンと比べるとだいぶ少ない、という違いはあるが。

 

 その一方で時系列にオールドロックファンの記憶と違うところがあり、混乱させられる。
 例えば、ジョン・ディーコンの車を売って作り始めた(コレは知らなかった)ファーストアルバムで、歌入りの「輝ける七つの海」を録音しているが、歌入りの「輝ける七つの海」はセカンド・アルバムの曲で、ファーストではインストの短いヴァージョンだけである。
 更に最初のテレビ出演で「キラー・クイーン」を演っているが、「キラー・クイーン」は三枚目のアルバムの曲であり、最初のテレビ出演はそれこそ「輝ける七つの海」ではなかったか。なんか書いてて訳がわからなくなってきたし、、読んでる方もわけわからないだろうと思うとは思うが。

 さらに言えば、大喜びで初めてのアメリカツアーに出かけているが、最初のアメリカツアーはモット・ザ・フープルだかディープ・パープルだかの前座だったはずだが、その辺はバッサリ切られて、まるでメインアクトであるかのような演出がされている。

 

 これはつまり、「この映画は史実に忠実じゃありませんよ」ということだろう。
 「この映画はクイーン(というかフレディ・マーキュリーというオトコ)を題材にしたフィクションですよ」と言う覚悟で観ないと、イロイロ問題が発生してくる。

 

 意外なことだが、ブライアン、ロジャー、ジョンの三人があまりにもクリソツであることに比して、フレディが一番似ていない。
 フレディだけは見た目より演技力で選ばれているのだろう。
 ただ、口元をモゴモゴ動かす動きが、出っ歯を隠そうと格闘している動き、というよりは、馴染まない義歯を馴染まそうと格闘している動きに見えてしまうのは残念。
 「ワイドナショー」で松ちゃんが「あんなに出っ歯強調する必要ある?」と言っていたが、あの時代を知っているヒトは知っている。実物はもっと出っ歯なのである。

 

 そして、この映画のフレディは、我々の記憶にあるフレディと比べると、徹底的にナイーヴで、センシティブで、精神的にひ弱な人間として造形されている。
 身長も体格も、態度もか弱そうで、あの、自信満々で、ド厚かましそうなフレディとは思えない。
メンバー間での話し合いや、レコード会社との交渉場面では自信満々でド厚かましいが、それも三人のメンバーに甘えて、守られていて、初めてできる、という雰囲気を感じてしまう。
 メンバー三人だけで罵り合いを始めるが、大人らしく解決してしまう、というシーンが有るだけにそう感じてしまう(このシーンのシーン終わりのカッティングは素晴らしいと思う)。
 スタジオでのレコーディングで、あんなに堂々と、ヌケヌケと、「HEYHEYHEYYYYYY!!!」
などと叫べるヒトが、こんなに精神的にひ弱である筈は無い、などと思ってしまう。

 

 コレも、ブライアン・シンガー監督の考える、この後の展開も含めたフレディ像なのだろう。

 当然、後半の主題はフレディがゲイであった事になって行くのだが、ゲイとしてのフレディも、常に受け身で甘えたがりである。
 自分から行くことはなく、突然キスされて戸惑ったりする。
 結婚相手(当然女性)のメアリー・オースティンにはあんなに積極的だったのに。

 多分、ゲイとしてのフレディを忠実に描こうとすると、あまりにも生々しく、エグい映画になってしまうので、フレディの人格と併せて脚色しているのだろう。
 それが、この映画が開巻当初からフィクションですよ、と宣言していることの本当の意味なのだろう。

 

 史実として価値があったのは、フレディ・マーキュリーの三大コンプレックスである、ゲイ、出っ歯、インド出身、のうち、インド出身、を正面から描いたことかな。
 ゲイと出っ歯は誰が見てもひと目で分かるが、インド出身であることは、語られてはいたが、ある程度謎に満ちていた。
 なんとなく、家族をインドに残して単身イギリスに出てきたようなイメージが合ったが、あんなに明確に「ゾロアスター教徒」であることを表明する両親と暮らしていたとは。

 

 しかし、いくつかの点で逃げていることは、やはりオールドロックファンとしては許せないところもある。
 バンドに「Queen」という名前をつけた時点で、絶対フレディは自分がゲイであることに自覚的だったはずである。
 そして、映画自体のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」は初めてフレディがゲイであること世間にカミングアウトするための楽曲であるはずである。
 小林克也氏によれば(ワタクシ空中さんにはその発言を無条件で信じてしまう人物が数人いて、洋楽における小林克也氏はその一人である)、 「Mama, just killed a man,」で殺されたa manとはストレートとしてのフレディ自身であり、これからは自分がゲイという現実に向き合って生きていくことの決意表明だった筈である。
 しかし映画では、この歌を作った時点ではフレディ自身まだゲイの自分とストレートの自分が未分化であるような描写がされている。

 

 更に許せないのはフレディ自身がエイズに罹患した経緯を逃げている点だ。
 同じ「主人公がエイズで死ぬ」テーマの映画に、ジョナサン・デミ=トム・ハンクスの「フィラデルフィア」があったが、「フィラデルフィア」はここを逃げていなかった。
 トム・ハンクスはちゃんとゲイのステディがいるにも関わらず、ハッテンバの映画館で浮気をして罹患するのだ。
 マネージャーのポールがエイズ患者であるシーンが無い以上、フレディもどこかで放埒な性を楽しんでいたはずなのだが、そういう描写は一切なく、いつの間にかエイズ患者になっている。

 

 しかし一方で、まあ、音楽映画としては楽しい出来だよね。
 「ボヘミアン・ラプソディ」レコーディング時の楽しそうな雰囲気や、「WE WILL ROCK YOU」や「ANOTER ONE BITES THE DUST」などの名曲が生まれる瞬間は、やはり映画ならではの興奮に満ちている。
 全てをライブ・エイドの集約させたストーリーも、まあ、感動的な脚色だろう。
 実際にはこの後アルバムはを3枚も作るが、正直言って全くパワーの感じられないものだったのだから(ある程度美しはあったが)。

 

JUGEMテーマ:映画

at 01:00, 空中禁煙者, 洋画

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