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「スプリット」 オチにはあんまり期待しないでください、、、

 「エア・ベンダー」「プラネット・アース」と連続して大作に挑戦して連続して大コケしたシャマラン監督ではあったが、一旦低予算に戻って新規巻き返しを図った前作「ヴィジット」がかなりの良作だったためか、徐々に予算も戻ってきたようである。
 別に金かかってるなぁ、、、という感じもしないが、題材と規模がマッチしていてビンボ臭さは全く無くなった。

 

 何度も何度も書いているが、シャマラン先生は初期作品を

 「父子モノ」+「丁寧な演出でジャンル映画をひっくり返す」+「衝撃のオチ」

の三題噺で乗り切ってきたヒトである。
 しかし前作、「ヴィジット」以降、なぜか「父子モノ」要素がすっぽり抜けた。
 むしろこの二作では「父の不在」が大きなテーマになっている。
 何があったんだシャマラン、、、

 

 で、次の「丁寧な描写でジャンル映画をひっくり返す」ですが、コレは、もう、堂々とやり切ってます。
 コレがシャマランです。

 

 あえてジャンル名を一言で言うなら、「多重人格」モノ。
 映画界では「ジキル博士とハイド氏」以来、数々のヒット作を生んできたジャンルではある。
 「サイコ」とか「絞殺魔」とか「殺しのドレス」とか。
 そしていままでの多重人格モノがせいぜい二重人格くらいしか扱ってなかったのに対して、ある程度現実に即していきなり23人格という設定になっています。
 いわゆる解離性障害は一度始まるとどんどん人格が増え続けるものである、という説があるのだ。
 23人格、と言うのは「24人のビリー・ミリガン」がヒントになっているのかもしれない。

 とはいうもののの、映画の中で23人格全部描かれるわけではない。出てくるのはせいぜい、4〜5人。
 しかし4〜5人とは言えちゃんと描き分けできているのはさすが。
 安易に精神世界をビジュアル化したりせず、「会議」「照明」という言葉を使ってうまく説明している。
 そしてその演出を可能にしたジェームス・マカヴォイの演技力。
 メイクもカツラも使わず(メイクは実は使っているのかもしれないが)、女性や子供の人格を演じ分ける「演じ分けっぷり」は伝説級と言って良いのではないか。

 

 この多重人格者が、3人の女子高生を誘拐する。
 実は誘拐するつもりだったのは二人だけで、3人目は偶然くっついてきちゃった、というのがミソ。
 そして、この多重人格者はなぜ、なんのために、少女を誘拐するのか、というサスペンスで映画を引っ張る。

 

 もう一つ引っ張るフックは、もうひとりの重要登場人物、精神医学者の老嬢である。
 彼女は「解離性障害の人格は肉体に影響を及ぼす」という、学会では全く評価されていない説を唱えており、ジェームズ・マカヴォイ演ずる患者は彼女の説を立証する検体だと考えている。
 つまり彼女こそがジェームズ・マカヴォイ演ずる多重人格オトコの本質を「見極めかけている」のだが、一方で多重人格オトコは彼女に「本当の真実」、つまり彼女の想像以上に彼が「人格の変化によって肉体が影響を受ける」人間であることを悟られまいとしている。
 彼女と面接しているときに、彼女が「今自分が会っていると思っている人格」と、実際に会っている人格は実は違うのだ。
 この辺も実にスリリングで、よく描き分けているなぁ、という感じ。

 

 人格が肉体に影響を与える、という描写をあまり露骨にやっていないのもエラい。
 別に女性人格のときに胸が大きくなったりはしない。ウィッグくらいつければいいのに、と思うほど。
 しかし、9歳児の人格になっているとき、背が縮んでいるようなカットが一瞬あって、ゾクッとさせられる。

 

 そんなこんなで徐々にラストのカタルシスへと映画はひた走るわけですが、、、

 

 えーっとですね。
 世の中には、「シャマラン問題」と呼ぶべきようなものがありますよ、と。
 我々シャマラン映画のファンも含めて、全ての映画ファンは、シャマラン映画を観るとき、この「シャマラン問題」と向きあう必要がある。


 以前からワタクシ空中さんは、シャマラン映画とは、

 

 「父子モノ」+「丁寧な演出でジャンル映画をひっくり返す」+「衝撃のオチ」

であると申し上げておるわけです。
 ところが、「衝撃のオチ」については、毀誉褒貶入り乱れて複雑である、と。

 

 例えば、ですね。
 シャマラン監督の名を一気に世に知らしめて恐らくは今の所最大のヒットであろう、「シックスセンス」とか前作の「ヴィジット」とかは、「丁寧な演出でジャンル映画をひっくり返す」と「衝撃のオチ」の関係性が、「大どんでん返し」として奇跡的にうまく機能している部類であろう。

 ところが、「アンブレイカブル」とか、ワタクシ空中さんの大好きな「サイン」、或いは「ヴィレッジ」等においては、「どんでん返し」というよりは、単なる「肩すかし」担ってしまっているのではないか、と。

 

 ワタクシ空中さんの大好きな「サイン」などはですね、「妻の死によって信仰を失った牧師が、奇跡を目の当たりにして進行を取り戻すハナシ」として傑作だと思うわけですが、どうもコレ、「宇宙人が攻めてくるハナシ」として観るヒトがいるらしく、そういうヒトから観ると、このラストは「はあぁ〜?!!」となるらしい。
 なるほど言われてみればそりゃそうだろうな、と思う。

 「ヴィレッジ」にしてからが、「人里離れた村になんかバケモンが出て少女が襲われる昔バナシ」を期待してみたヒトが「はあぁ〜〜〜〜〜!?!?!」となるのは想像に難くない。

 

 シャマラン映画は常にこの危険を孕んでいる。
 ヤラレタ!と唸る大ドンデン返しなのか、はぁ〜?!と呆れる肩すかしなのか。
 成功したか失敗したかではない。
 「サイン」はアレで成功なのだ(「ヴィレッジ」はもう少しうまく出来んかと思うが)。
 受け手側の問題でもあるのだ。

 

 で、肝心の本作がどっちなんだい?ってことですが、、、

 コレがどんでん返しとして機能してるかどうかは、まさに受け手に委ねられてる感じだなぁ、、、
 ほとんど、シャマランファンにしか訴求しないオチで、一本の完結した映画として金を払った観客に対して不誠実のような気がしないでもない。
 でも、また観ちゃうんだろうなぁ、、、
 なぜならシャマランファンだから。

JUGEMテーマ:映画

at 21:23, 空中禁煙者, 洋画

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