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「誘拐捜査」 誘拐実話シリーズ第三弾

 あ!中国映画にアンディ・ラウが出てる!と思ったら「香港から来た映画スター」の役だった。なるほど。

 

 この映画が、傑作が生まれることが多いとされる「誘拐映画」にあえて一石を投じる価値があるとすれば、まさに「誘拐されるのが映画スター」だという点にあるだろう。

 しかし舞台は中国北京のこととて、被害者が映画スターであることは、あまり捜査や事件の展開に影響を与えない。富や名声があまり影響力を持たない、という極めて共産主義的な理由なのか、むしろ情報と富の偏在という上手く行っていない共産主義に特有の事情なのか分からない。

 

 しかし、どこか意識の中で「映画スター=立派なヒト」という公式が成立しているのか、単に実在の被害者に考慮しているのか分からないが、誘拐されたアンディ・ラウは、終始椅子に縛り付けられていて身動きできない状況であるにかかわらず、ヒーローである。

 

 ともに誘拐された一般人を励ます。
 誘拐犯のリーダーが外出すると、下っ端を説得にかかる。
 しまいにゃ歌まで歌って大サービスである。

 

 この役は実際は呉若甫というヒトで、日本では全く知られていないが、中国では主演作がいくつもある大スターらしい。エンドクレジットのバックでこのヒトらしき人物がステージで歌っている模様も映るので、歌がうまいことも踏まえてアンディ・ラウに歌わせているのだろう。

 

 この映画で意外なのは、中国警察の意外な有能さだ。
 わずかな手がかりをもとにテキパキと手を打って、どんどん犯人に迫っていく。
 中国共産党のもとで警察がこんなに有能なわけはないと思うが、我々にうかがい知れない地殻変動が(いい意味で)始まっているのかもしれない。

 

 さて、アンディ・ラウ演じるヒロイックな被害者、意外なほど有能な中国警察、と揃えておいて、実はこの映画の主役はワン・チエンユエン演じる犯人グループのリーダーである(もちろんピリングのトップはアンディ・ラウだけど)。
 この、粗暴で、無慈悲で、それでいて陽性で、どこか屈折して、と言う複雑な人間性を表現したワン・チエンユエンなる役者さんのしたたかさは素晴らしいと思った。
 アンディ・ラウがほとんど動けない以上、このヒトの屈折した演技がなければ途中で退屈していたかもしれない。

 

 この役は比較的早めに(中国警察の有能さゆえに)捕まってしまい、あとは警察との条件闘争を繰り広げるのだが、自分の圧倒的に不利な状況に全く臆すること無く、取調官と丁々発止の駆け引きを続けた挙句、最後の望みは「恋人に会いたい」なんて、泣かせるではないか。

 

 何度も言うがこの映画は実在する映画スター呉若甫誘拐事件を元にしていて、つまりアンディ・ラウは呉若甫の役を演じている、ということになるのだが、この犯人グループのリーダーは、アンディ・ラウに向かって「『ゴッド・ギャンブラー』に出てたくせに」とか、刑事向かって「チョウ・ユンファかと思ってた」とか言いやがる(アンディ・ラウは「ゴッド・ギャンブラー」でチョウ・ユンファの弟子の役なのだ)。
 これ、どうもワン・チエンユエンのアドリブじゃないかと思うがどうだろう。

JUGEMテーマ:映画

at 20:35, 空中禁煙者, アジア

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