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「ヒメアノ〜ル」 誰か森田剛で「復讐するは我にあり」を作るべき

 最初から2つのストーリーラインが存在し、その2つが時に接触し、時に離れていくスリルを楽しめる映画。

 

 ストーリーラインのひとつは濱田岳演ずる地味なバイト君を主人公にしたラブコメディ。
 もうひとつは森田剛演ずる殺人鬼が淡々とヒトを殺しまくるスプラッターホラー。

 バイト君の良いヒトだがキモい先輩(ムロツヨシ)の憧れの美少女ユカちゃん(佐津川愛美)は殺人鬼にストーキングされているうえ、実はバイト君と殺人鬼は高校の同級生なのだ。
 この2つを接点に、2つのストーリーラインはダンスを踊るように絡み合う。

 

 まず、ラブコメディ部分が良く出来ているのに驚く。
 ある程度のトシになっちゃっているが(多分バイト君とゆかちゃんは20代前半のつもりだろう)、あまり裕福でもオサレでもない、フツーの男女のフツーに不器用なエッチを描いてコレほどリアルな映画をワタクシ空中さんは観たことがない。
 映画に描かれるのはだいたい無駄にありえないほどオサレな男女であり、貧乏な設定でもできるだけビンボ臭さを感じさせないように描いているか、あえてビンボ臭さを出している場合はなんか異常だったり濃厚だったりするものだ。

 

 佐津川愛美ちゃんのムチャクチャ可憐ではあるが、ありえないほどの美しさではないリアルさが効きまくり。
 濱田岳だのムロツヨシだのひとクセある演技派に囲まれて、ある意味体当たり演技で頑張ってます。

 

 もう一人の主演、森田剛も良い。
 この役はオフィシャルサイトでも「サイコキラー」と紹介されているが、厳密に言うとサイコキラーではない。
 彼は猟奇殺人犯でも快楽殺人犯でもないから。

 彼が殺人を楽しんでいるような描写は一度もない。
 しかし彼は何故か殺人に対し禁忌を失っており(その意味ではサイコではあるが)、ちょっとでも彼の行動を妨げるものはなんの躊躇もなく殺す。
 そして、殺したせいで行動に制限が出来て、また殺す。連鎖反応のように殺す。
 「クリミナル・マインド」風に言うと「スプリー・キラー」と言う奴だろう。

 そして森田剛は、この、「別に殺すことが好きではないんだけど、ちょっとでも必要あればすぐ殺すよ?」と言うオトコにちゃんと見える。
 これはすごいことだ。

 とりあえず、「サイコキラー」と言う言葉からすぐ連想されるようなステロタイプに堕さず、「心の何かが欠落してしまったオトコ」の演技に徹している。

 

 ちなみに「ヒメアノ〜ル」のwikipediaを見ると、この役の人物に関して、
>実態は人の首を絞めて殺すことに性的興奮を感じるサイコキラー。
という記述がある。
 映画には首を閉めて性的興奮を感じている描写は一切ない。
 つまり、映画化にあたってサイコキラー要素は落とされているのだ。
 コレは映画の後半次々とヒトを殺していく彼に対する解釈として正解だろう。あんなもんいちいち性的興奮感じてたらとてもじゃないが間に合わない。

 

 惜しむらくは脚本、演出の吉田恵輔氏の才能が明らかにラブコメディに寄っていて、殺人鬼パートの演出に、森田剛の演技以外光るものがない。
 これもまた、コミックという時間的制約から自由なメディアを、イロイロ不自由なメディアに変換する際に生じるデメリットなのだろう。

 

 メリットはもちろん佐津川愛美ちゃんのベッドシーンです。

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at 19:25, 空中禁煙者, 邦画

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