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「一神教VS多神教」 ものぐさ歴史必然説

 前々回のエントリー、「日本人のための世界史入門」に、「一時期、比較文化論とか、東西文明比較論とかで、一神教と多神教の違いといった議論が、通俗評論で行われたが、まともな学問的検討とは言えなかった」とあるのは、本書が視野に入っているのではないか。岸田秀と小谷野敦は因縁浅からぬ中でもあるし。

 「日本人のための世界史入門」は歴史は偶然の積み重ねである、と言っていたわけだが、本書は正に歴史の必然を説いている。何故、一神教は多神教を駆逐するのか、と。
 オレももちろん全てが必然だと思っているわけではなく、ほとんどは偶然であることは理解している。例えばナザレのイエスが30過ぎて説教始める前に亡くなっていたら、キリスト教は無かっただろう。別に時代の必然で第二第三のイエスが現れた筈だとは思わない。しかし、キリスト教を含む一神教が生まれてしまった以上、世界を席巻する必然性はあったのだ。

 フロイトの「モーゼという男と一神教」、高野信夫「黒人→白人→黄色人」、バナール「黒いアテナ」、ヴェーバー「古代ユダヤ教」などをミキサーにブッ込んで唯幻論のフィルターで濾して三浦雅士が飲んでみる、と言う趣向。
 ワタクシ空中さんは実を言うとこの30年間岸田秀の言うことをほぼ信じていて、微塵も疑うところがない人間なので、本書の前提と成る「一神教は被差別者の宗教である」と言うやや無茶な論理も簡単に信じるのである。
 この前提を逆に辿って行くと、

1.一神教は異教徒を皆殺しにしたりする甚だ過激な宗教である。
2.なぜなら一神教は被差別者の恨みがこもった(深層心理的に)不安定な宗教だからである。
3.何故一神教信者は被差別者かというと、今ある一神教(要するにイスラム教・キリスト教・ユダヤ教)の元は全てユダヤ教だからである。
4.何故ユダヤ教信者が被差別者かというと、ユダヤ教(とユダヤ人)の成立はモーゼがエジプトの奴隷を集めてエジプトを脱出した瞬間だからである。
5.モーセは多民族だったエジプトの奴隷をまとめるために一神教(つまり、土俗の宗教・多神教と切り離されている)を必要としたのである。

となる。
 コレに絡んで、「アフリカの黒人に生まれたアルピノが差別されて北方に追いやられて成立したのが白人種である」と言う説も出てくる。白人が黒人をアレほど苛烈に差別するのは、昔差別された復讐だというのだ。
 この辺りについてはトンデモ扱いされることもあるし、当然のことながら白人種からは激烈な反発を食っているが、人類全ての共通祖先がミトコンドリア・イブである以上、黒人以外の人種は、どこかでどうやってか黒人から分離しなければならないのだ。
 自分たちは猿から進化したことをようやく認めたくらいだから、黒人から進化したくらいは認められる(逆に進化の頂点と主張出来るかもしれない)が、「黒人に差別されて追い出された」と言うのはどうしても認めがたいのだろう。

 微塵も疑うところがない、などと言っておいてなんだが、一応疑問も記しておこう。多分、岸田先生は答えを用意しているのだろうと信じて。

1. 
 「モーセという男と一神教」によれば、モーセはイクナートン(有名なツタンカーメン王のお父さん)の側近であり、一神教はイクナートンが唱えたアテン神が元になっている筈だが、そもそもイクナートンがなんで一神教を思いつき、殺されるほど熱心に広めようとしたのかが解らない。イクナートンは被差別者どころが差別する側の、しかも王様である。どう考えても差別されていたとは考えにくい。
 一神教というアイデア自体は色々な時代のいろいろな場所で編み出されていたが、民衆が信じなければすぐに消えてしまう。イクナートンの場合もそのようなアイデアの一つであり(事実、殺されてしまう)、たまたまモーセが奴隷をまとめるのに好都合だったから残っただけである、ということなのだろうか。
 だとすると今度は、

2.
 そもそもモーセはなんで一神教を信じていたのか、と言う疑問が湧いてくる。フロイトによればモーセはイクナートンの側近であり(モーセがイクナートンの側近、と言う説は時代が合わないとして退けられることが多い。が、時代が合わないとしても4・50年のことらしいので、側近の息子でもなんでもいいじゃないか、という気がする)、当然エジプト人である。旧約聖書によればユダヤ人生まれ、エジプト王家の育ち、と言うことになっているが、フロイトはコレを「逆転した貴種流離譚」と片付けている。つまり、モーセは単純に「よく判らんけどなんか育ちのいいエジプト人」ということになってしまい、やっぱり被差別者というよりは差別者側のエラいヒトである。
 一体全体そんなヒトがなんで奴隷をまとめてエジプトを脱出しようとしたのか、しかも一神教を押し付けようとしたのかが判らない。

 まあ、いろんな民族が混じっていた奴隷をまとめるのに一神教が使える、という予感がモーセにはあったのかも知れない。しかしモーセの動機についての疑問は残る。

 なんだかちょっと、もう一度チャールトン・ヘストンの「十戒」を観たくなりましたね、、、
JUGEMテーマ:ノンフィクション

at 15:20, 空中禁煙者, 書籍

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