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「エンジェル・ウォーズ」 厨二病の二乗、またはスコット・グレンを善人役で使ってる映画は好きです。

 メジャーデビュー作「ドーン・オブ・ザ・デッド」でツボを鷲掴みにされたせいで、「300」、「ウォッチメン」と観続けてきたが、どちらもイマイチどころか「ウォッチメン」に至ってはここで扱う気すら起こさせなかったザック・スナイダーの新作。
 デビュー作が名作のリメイク、2作目3作目がコミックの映画化、とオリジナル作品に恵まれなかったザック・スナイダーではあったが、今回なんと自らの原案、脚本、演出。作家性が破裂して充満して飽和してます。
 
 松本人志が若手の暴走を見かねて「なんだこの番組は!ヤリたい放題か!」とキレることがあるが、まさにそんな感じ。
 
 「なんだこの映画は!ヤリたい放題か!」
 
 愛する母と妹をなくしたベイビードールは継父の陰謀で精神病院に入れられ、5日後にロボトミー手術を受けさせられてしまう。なんとかそれまでに精神病院を脱出しなければならないのだが、、、と言うハナシ。
 ここから「この病院では演劇治療を行なっている」と言う言葉をヒントに、完全に主人公ベイビードールの妄想の世界に入っていく。
 この先の展開は、もともと厨二病患者だった奴(ザック・スナイダーの事ね)が好きなだけ厨二病やっていいよと言われたよう。厨二病の二乗。もう、手が付けられません。
 
 全体が3つの層に分かれていて、その中を行ったり来たりする。そういう意味では「インセプション」にも似ている。
 第一の層は一応の現実。ベイビードールが精神病院に入れられている世界。5日後にロボトミー手術される。
 第二の層は演劇治療の世界。ベイビードールは4人の仲間の美少女と共に娼館に監禁される少女娼婦と化している。5日後に大金持ちの変態に買われていくので、それまでに娼館を脱出するために、5つのアイテムを集めなければならない。
 第三の層はアイテム獲得のための美少女アクションの世界。獲得するアイテムごとに微妙に違う世界で、5人の美少女たちが華麗なアクションを繰り広げる。
 
 不思議なのは、第二層のベイビードールはダンスの名手で、ベイビードールが踊り始めると娼館中の人間が見に来るので、残りの4人がアイテム獲得のために娼館中を動き回れる、と言う設定のはずなのに、なぜか第三の層のアクションにもベイビードールは参加しているのだ。
 もう、訳が判らない。
 
 結局この映画が何で観客をエンターテインしようかとしているかというと、第三層の美少女アクションなのではある。
 確かにこのシーンはそれぞれ妄想世界の美術といい、得意の1つの動きの途中で撮影スピードが変わるカメラワークといい、美少女達の決めポーズのカッコ良さといい、美少女達の動きやすさのみに特化した結果防護性とかあまり考慮に入れたとは考えにくい面積の少ない衣装とその下のナイスバディと言い、まあ、宣伝しやすいものではある。
 しかし、二重の妄想の中で行われるアクションでハラハラしろっつわれてもちょっとキツいもんがあるよなぁ、、、
 
 ちょっとハナシは外れますが(実は全然外れないんですが)、2000年代の日本SF界に「リアル・フィクション」って概念があるのね。リアルなフィクションかと思うとさにあらず、どうも、「フィクションこそがリアルであると感じる世代の作家による作品群」と言うことらしい。
 どうもSFマガジンの当時の編集長が考えた用語らしいんだが、もうちょっと上手いネーミングは出来なかったのかと思う。
 とはいうものの、本当にフィクションのほうがリアルに感じる世代がいるとしたら、それは実は大問題で、早く入院させろよとか、せめてリハビリになんか考えるのが大人ってもんじゃないかとか、色んな事を考えてしまう概念ではあるんだが、どうもこの映画を観ていて、オレは「これがリアル・フィクションってことなのかなぁ、、、」と思ってしまった。
 
 一方でオレはまたこの映画のある部分には明らかにオレ自身と共通する好みを見つけてゾクゾクしたりもしていた。
 例えばこの映画の導入部、ベイビードールがドンドン不幸に落ちて行くシークエンスのバックに延々とユーリズミックスの「Sweet Dreams」が流れているんだが、エンドロールを見て腰が抜けた、コレはなんとベイビードール役のエミリー・ブラウニングちゃん本人が歌ってるんだと。
 ザック・スナイダーはもともとPV監督出身なので、一度自分で歌わせて自分で映像付けてみたかったんだろう。
 更にそのエンドロールにも映像が付いているのだが、コレが劇中最大の悪役、イヤったらしい看護主任(第二層では娼館主)を演じたオスカー・アイザックによるロキシー・ミュージックの「Love is the Drug」!!なんかイヤったらしさがこの曲の本質を突いてるような人選にドキッとする。 
 第三層に出てきて美少女たちを導く「ワイズマン」(この映画に出てくるオトコでは唯一美少女たちの味方)はスコット・グレンだし。 
 負けました。厨二病を笑ってられない、コイツ、オレと趣味一緒だわ、、、
 
 スコット・グレンと言えば、唯一の庇護者として妄想の中に登場するスコット・グレンは、多分ベイビードールの実の父親ということだろう。
 そしてスコット・グレン最後の登場シーンで、我々は全てをひっくり返されてしまうのであった。
JUGEMテーマ:映画

at 20:27, 空中禁煙者, 洋画

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