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「ハンコック」 フランスはイチャモン言い

 象徴に満ち溢れた映画である。主人公のハンコックが何の象徴であるかは簡単だ。彼は鷲のアップリケの付いたニット帽を被っており、映画の冒頭で通りすがりの少年が「鷲が好きなの?」と訊くカットがある。1ドル紙幣を紙幣を見るまでもなく、鷲はアメリカのシンボルであり、ハンコックは今のアメリカ(力を制御できず世界中の嫌われ者の)象徴なのだ。
 では、ケネディ大統領在籍時にキューバにいたというもう一人の「スーパー」ヒーロー(ヒロインだけど)は?ハンコックを馬鹿にする少年は?むなしい理想を主張し続ける善人は?
 全てが何かの象徴だ。

 昔、サミュエル・R・ディレーニーと言うSF作家がいて(今調べたらまだ現役は現役だが)、「マルチプレックス」などと言って物語りに裏の意味を持たせる、と言うことを良くやっていた。最初のうちは表面的な物語を追っていても意味が通じていた(面白かった)が、そのうち表面的な意味を追っているだけでは意味が通らない作品を書くようになって、日本では全く翻訳されなくなってしまった(アメリカでも、多分売れてないだろう)。
 そんなハナシを思い出した。
 何しろこの映画、表面的な意味を追っていると、全く筋が通らないのだ。
 この映画に関して「難しいことは無視してもかまわない。頭を空っぽにして観てもいい」などと言う言説も見かけるが、そういうヒトは頭の中が「?」だらけにならないのだろうか。

 とは言うものの、裏の意味を意識しながら観ても、もう、全く面白くないのもディレーニーと一緒。なるほどハンコックの採った選択は苛烈だが、映画として面白いかどうかとはまったく別だ。ディレーニーはまだアクロバティックな構成とか華麗な文章とか「ブンガク」として楽しめるところもあったが。

 結局、「アメリカはどうするべきか」と言うよりは、「アメリカ人は何故スーパーヒーローが好きなのか」に関する映画なのかもしれない。今、アメリカ映画界でコミックの映画化じゃない、オリジナルなスーパーヒーローを作ろうとすると、そうなるのかも知れない。
 ジョン・ハンコックとはアメリカの独立宣言書に最初に署名した人物の名前であり、今のアメリカは再び独立する必要があると思ってるのかもしれない。
JUGEMテーマ:映画

at 13:00, 空中禁煙者, 洋画

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