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「大日本人」 ミサトさん=浜田のいないエヴァンゲリオン

 「訳の分からない伝統芸に従事するヒトとインタビュアー」という構図は、実は松本ファンにとっては目新しいものではない。古くは「ごっつええ感じ」でもやっていた。この時のインタビュアーは浜田で、弟子役を今田がやっていた。そして、2006年の「ドリームマッチ」である。
 インタビュアー役に三村マサカズを迎えたこのコントで、なんと、松本は自身の芸人史に残る大ブーイングを浴びてしまう。番組の最後までブーイングを浴びた事をネタにしていたが、この件は松本にとって最大のトラウマになったに違いないと思うのである。
 そもそもこのブーイング自体、「え?こんな面白いコントがもう終わっちゃうの?」と言った暖かいニュアンスも感じられるものではあったが、それでも「オチが弱い」と言う事実が浮き彫りになってしまうし、演じていた松本三村にはそんな事を感じる余裕もなかったろう。ただ、ブーイングを浴びた、と言う事実のみが重くのしかかって来た筈だ。
 おそらく、松本はこのとき復讐を誓ったに違いないのである。
 そしてこの映画こそが松本のリベンジであり、なぜ松本が「訳の分からない伝統芸に従事するヒトとインタビュアー」コントにこだわるのかの答えなのである。

 正直言ってオレはこの映画を観終わった後、ドッと疲れてしまった。これほど映画作家本人の内面を叩きつけてくる映画は久々だった。やはりコレは松本にとって二度三度と提示する必要ある重要なテーマなのだ。松本はこの映画で何かを叩きつけてくる。それはメッセージとか中年の主張とか言う大上段に振りかぶったものではない。それは「悲しみ」だ。松本自身が感じている、理解されずに失われていくものへの悲しみ。まぁ〜、重いですわ。

 じゃ、何が理解されずに失われていくものなのか、と。まあ、ネタバレでもなんでもない。タイトルからして「大日本人」だ。「日本」がテーマなのは間違いない。ただのでっかいヒトじゃない。あくまでも大きな「日本人」なのだ。そして彼は誰にも理解されず、失われていく種族の一人だ。思えば過去のコントでも、いつもインタビュアーは伝統芸の継承者の事が理解できずとまどっていた。そして伝統芸の継承者は己を信じて疑っていなかった。
 彼(ら)が象徴しているのは松本の考える「日本的なもの」だ。松本がそれを心の中でなんと呼んでいるかは分からない。ヒトによってはペーソスと呼ぶかもしれない。公開前のインタビューで松本は「物悲しさ」と呼んでいたような気もする。しかしここはやはり「日本的なもの」と呼んでおこう。なぜなら松本は対立項目として明確に「アメリカ」を持ち出しているからだ。これは映画の中で意外なほどハッキリ言及される。松本世界で日本的なものはどんどんアメリカ的なものに置き換わっていく。コレが松本は悲しくてしょうがないらしい。

 そう考えると物議をかもす(て言うかほとんど否定されてる)ラストの趣向も、ストーリー上はこうしかなり得ないものであることがわかるだろう。手法の点でもここでドキュメンタリー視点が終わったと思えば自然なものだ。忘れてはいけない。この映画はあくまでも広告の入ったテレビ番組の体を取っているのだ。注意深く観ればアレがテレビカメラではなく、大佐藤自身の視点に切り替わった事がわかるだろう。

 が、一方でこの映画が「出来ていない」映画であることも確かなのだ。
 音響設計はほぼデタラメだ。大佐藤の声が不明瞭すぎる。
 回収できてない伏線がいっぱい有る。ラスト以外の四代目はどうやって巨大化してるの?何で猫まで?猫問題は物語の根幹を揺るがしかねない。
 「出来てない」点を捉えて批判されるのは仕方ないだろう。それが映画に挑戦すると言う事だ。たけしが一作目から「出来て」いたことを併せて、負の遺産を抱え込んだ事も事実だろう。たけしの一作目の方が、当初の予定の監督(深作)によりお膳立てが出来ていた、題材としてありきたりである(それゆえ佇まいの斬新さが際立った訳でもあるが)、等の有利な点があったにしても、だ。

 いや、演出面でもいいところはいっぱい有るのよ。誰でも指摘するだろうが、大佐藤が原チャリで発電所に向かうシーンと、ラスト直前、中村雅俊の「ふれあい」に乗せてクライマックスに突っ走るシーンは素晴らしい。ここは松本自身、自分で何度も見て「グフフ、ようできたで、、、」とほくそ笑んだに違いないのだ。
 もちろん全てのCGシーンも素晴らしい。ヲイヲイほんとに松本が演出したのかよ、、、と思わせるような鋭いカメラワークとCGを同居させている(「獣」の造形の素晴らしさについてはいちいち言うまい。この辺天才ッぷりは何十年も前から分かっていた事だ)。
 さらに指摘しておきたいのはシーン終わりのカッティングの鋭い事だ。どのシーンもアッと思った瞬間、絶妙のタイミングで切り替わる。コレは見事だ。もしかするとコレが、コントではなく「映画」である事によって得た、松本最大の収穫なのかもしれない。

 問題はなぁ、、、この映画を観たヒトが松本の次回作も観る気になるか、なんだよな、、、
 もちろんはオレは楽しみにしているのだが、「出来てない」部分に引っかかったヒトの多くは、多分、「二度と観るか!」と思っているだろう。
 そして困った事にそういうヒトの気持ちもよくわかるのであった。せめてツッコミがいれば、、、
JUGEMテーマ:映画

at 15:37, 空中禁煙者, 邦画

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