smtwtfs
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
profile
recommend
マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
映画検索
カスタム検索
  
 
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
★の数が意味するところ
★★★★★
生涯のベスト10を塗り替える勢い
★★★★
ブルーレイがでたら買うかも
★★★
観といて損はなかったかも
★★
別に観なくてもよかったかも

金はいいから時間返せ
bk1
new entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
mobile
qrcode
others
無料ブログ作成サービス JUGEM
search this site.

「パプリカ」 夢以外全部沈没

 小説「パプリカ」はホラーだ。
 十五年前、筒井先生の原作を読んだとき、「コレ、ハリウッドで実写映画化したら、恐怖のあまり発狂者続出するんちゃうか、、、」と思ったものだ。筒井先生の端正な筆致で描かれた「夢が現実を侵食してくる恐怖」はそれほど強烈だった。しかもコレ、今なら日本でも実写化出来るはずである。

 しかるにこれは何事であろうか。
 こんなもん今さらアニメ化してどないすんねん。「夢が現実を侵食する」などというハナシをアニメでやってはいけません。なぜならアニメとはもともと夢のようなものだから。
何をやっても許される夢のようなアニメの世界であえて夢を描いても、現実との落差がつかないではないか。
 なぜそれが解かりませんか。

 この映画の製作者たちは、自分たちがあえて隘路を選んだことに気づいてないらしく、ヘーキで現実側にアニメっぽいキャラを出してくる。これじゃあ恐怖も何もないだろ。おそらくは「ホラ、この悪夢の大名行列、すごいだろ、ファンタジックだろ」と言いたいのだろうが、このハナシのキモはそんなところにはない筈だ。夢の中がどんなにすごくてもダメなのよ。それは別のハナシでやってよ。
 問題の日本人形のシーンにしても、自分たちではそれなりの工夫をしたつもりなのだろうが、全然ダメだろ。原作以上に普通の出かたしてどうすんだよ。せめて原作を超える気概を見せてよ。
 
 監督の今敏氏(というよりマッドハウス?)はいまどきハズレのないアニメ作家として有名らしいが、どうもそもそもこのハナシがホラーであることにすら気付かず、「アニメ」と「夢」と言うキーワードだけで作ってしまったような印象。このハナシの重要なファクターである「恐怖」がすっぽり抜け落ちてしまった。だからアニメでも出来ると思ってしまったのだろう。

 アニメ作家として実力よりも、原作を選択する能力に問題があったのかもしれない
JUGEMテーマ:映画

at 15:32, 空中禁煙者, アニメ

comments(0), trackbacks(0), pookmark

「スキャナー・ダークリー」 アニメ化の必然

 原作を読んだ時はなんかストーリーが理解できなかった。有名な悪訳本だったせいもあるが、でもそれでいいんだと思ってた(言い訳)。ディックが描きたかったのは、ただ、ヤク中たちのダラダラグダグダな悲惨な日常だから。

 今回ロトスコープって懐かしい技術を使ってアニメ化されました。
 これ、最新技術って言ってるけど、ラルフ・バクシの「指輪物語」の頃からあったよね。まあ、実際に役者に演技させてその上に色塗ってアニメにするって、何の意味があるのか良くわからなくなる手法なんですが。見た目キアヌ・リーブスはどう見てもキアヌ・リーブスだし、ウィノナ・ライダーはウィノナ・ライダーなんだもん。
 ヤク中が幻覚見るシーンはあるものの、あんなもんイマドキいくらでもCGで作れるだろう。特に特撮がバリバリ必要でもないこのネタでなんでそんなことする必要があるのか。恐らく、この原作をSFにしてる唯一の要素「スクランブル・スーツ」があったからではなかろうか。
 ありとあらゆる人種年齢風貌を常に変化させつつ映し出す全身スーツ。コレを着ることによって潜入麻薬取締官は自らの身を隠すことが出来る、、、
 そんな奴が実際にいたら違和感ありまくりだろ。ディックは「何者でも無くなって行く」ヤク中患者のメタファーとして出してる訳だ。そもそも文学的装置であって映像化できるもんじゃない。コレを無理やり映像化する違和感を隠すために、ストレートな実写にしない意味がある、と思ったのではないか。

 結果、なんか凄く判りやすくなってた。
 「ああ、こういうハナシだったのね、、、」って感じ。
 その分、ヤク中の悲惨な日常は薄まった感はあるが、もうひとつのテーマ、ディックが政府に持ってた不信感は表現されてるかもしれない。
JUGEMテーマ:映画
キアヌ・リーブス,ウィノナ・ライダー,ロバート・ダウニー・Jr.,ウディ・ハレルソン,リチャード・リンクレイター,フィリップ・K・ディック
¥ 1,349

at 20:07, 空中禁煙者, アニメ

comments(0), trackbacks(0), pookmark

「イノセンス」 暴走してるのは押井守かも

 特定の機種のガイノイドが暴走してヒト殺すんで、原因と責任者を捜査して突き止めた。
 これだけ。
 S.A.Cが30分で済ますネタを、延々やっている。
 「人間に似た物と人間を対比して人間を問う(曖昧にする)」と言うSFとして古典的なテーマをストーリーやアクションを通してではなく、箴言の引用だらけの禅問答を通して描いている。
 それでいいのか押井守。
 技術的に凄いと言う説もあるが、美術や大道具のCGと人物のセル画の違和感に、最後まで馴染めなかった。両方同じレベルで出来ないと意味無いと思うけどなぁ、、、CGとセル画の乖離が、そのままテーマとストーリーの乖離のようだ。

 例えば「責任者」つーか悪の親玉がどんだけ憎憎しい奴なのか、あるいはただ弱いだけの悲しい奴なのか、あるいはただクールなビジネスマンなのか、最後まで描かれないんだよね。
 多分押井は言うんだろう。
 「だってそういうのやりたいんじゃないから」
 だったら最初から殺人事件で引張るなよ。
 見え透いてんだからもったいぶるなよ。

 だいたいさぁ、バトーって主役張れるキャラとして設定されてないよね、もともと。犬とか何とかで何とか主役としての内実みたいなもん持たそうとしてるんだろうけど。もうちょっとちゃんとしょう。
JUGEMテーマ:映画


大塚明夫,田中敦子,山寺宏一,大木民夫,沖浦啓之,竹内敦志,押井守,士郎正宗
¥ 2,931

at 03:15, 空中禁煙者, アニメ

comments(0), trackbacks(0), pookmark

「攻殻機動隊 Ghost In The Shell」 スタージョンの法則

JUGEMテーマ:映画
 設定とテーマがかみ合ってない。
ハードボイルド風のキャラやアクションと、アイデンティティの危機ってテーマの繋ぎが唐突な感じが凄くする。
 もっと少佐の内面とか日頃抱いてる危機感とか描いとかないと、この設定でやる意味、無いんじゃないの?なんか未来風景の描写には熱心なんだけど。

 ナニブン、’95年の映画なので、古びちゃってるのかもしれない。当時見てたら満足したのかなぁ。

 ラストの少佐のセリフ、
「ネットは広大だわ、、、」
も13年後の今となっては陳腐に聞こえちゃうよな。
 確かにネットは広大だ。ひょっとしたら現実より。が、’08年の俺たちには、ネットも現実と同じく、その90%はスカだって分かっちゃってる。 広大な分、残りの10%に到達するのは難しいって分かっちゃってる。ネットって言葉に、電脳化された人間たちも含められる設定なんだけど。
 映画の中の電脳化された人間たちも俺たちも、せざるを得ないから接続してるだけで、別に広大さにワクワクしてるんじゃないんだよな。

at 17:03, 空中禁煙者, アニメ

comments(0), trackbacks(0), pookmark