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マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「クリーピー 偽りの隣人」 隣人や 昭和も遠くに なりにけり

 黒沢清は「メジャーな原作を(ちょっと黒沢清風の味付けをして)手堅く映像化する監督」になってしまったんだろうか。
 西島秀俊と香川照之のコンビというのも
「ホラホラ、あの『ダブル・フェイス』の、『MOZU』のコンビですよ」
とでもいいたげなプロデューサーの顔が目に浮かぶし、なんとなく、黒沢清が自分で「撮りたいっ」と思って撮ることにした企画じゃない臭が漂う。

 

 元刑事で犯罪心理学を教える大学教授(というのもどうかと思うが)西島秀俊が、大学の同僚に言われて興味を持ち調べていた「一家三人失踪」事件(娘が1人残っている)に、刑事時代の部下(東出昌大)も興味を持っていた。
 大学の同僚、元の部下と三人でその事件を調べていると、
「アレ?コレって最近ウチの近所で起きてるトラブルと似てね?」

と言うハナシ。

 

 この、「アレ?コレって、、、」の部分は、過去の事件の謎さ加減もあってスゴく面白い。
 最初は誰も気がつかないが、観客には一目瞭然、以前の事件の家の並びが、西島秀俊の現在の立地とそっくりなところとか、ゾクゾクする(よく見つけたなぁ、、、)。
 そして、元部下の東出昌大が、いつの間にか行方不明になっていたことを知らされるあたりまでは、「ア、コレ、傑作、、、」と思ったのだが、、、

 

残念ながら、後半ドンドンドンドンドンドングダグダになっていきます。
 前半からチラチラその存在を示唆されていた、地下室の全容が明らかになったあたりで、もう、残念極まりない脱力感を味わう事になる。

 イヤイヤイヤイヤイヤ、いつこんな広大な防音装置付きの地下室作ったのよ。
 コレ、一回上モノ取っ払って工事しなきゃダメでしょ。
 それとも元々地下室のある家を狙ってるの?
 前の家にも地下室はあったの?

 

 あと香川照之が使ってるクスリはなんなの?シャブなの?ヘロインなの?
 香川照之はどうやって手に入れてるの?
 過去に香川照之に支配されてきたヒトビトは、クスリの虜になっただけなの?それとも香川照之になんらかのカリスマ性があるの?

 

 全く納得行かない。

 

 あと、ココは肝心なところだと思うが、西島秀俊の妻(竹内結子)が、西島秀俊に何らかの不満を持っている描写を入れておいてくれないと、あんなに香川照之を気味悪がっていた竹内結子が、アッサリ軍門に下っていることがあまりにも唐突である。

 

 これら全てを納得させられる演技を香川照之がしていればいいのだが、今、この手のファナティックな役をヤラせればダントツに巧い香川照之で無理なら、やっぱり誰でも無理なんだと思う。

 

 アレほど周到に事を進めてきた香川照之がラストに取る行動も唐突にアホすぎるし、もう、ある時点からこの映画は完全に崩壊しているのだ。

 

 ずいぶん昔のハナシだが、崔洋一監督は金子修介監督の「ガメラ2 レギオン襲来」を評して
「日本人の外国人恐怖はよく描けてる」
と言っていた。
 このでんでいえば、「クリーピー 偽りの隣人」は現代人の隣人恐怖を描いているのだろう。

 

 親の代から隣人同士、味噌醤油の貸し借りをしていた時代は既に遠く、現代では戸建て住宅でも隣がナニをしているのか全く分からないし、分かりたくもない。出来れば全く没交渉に過ごしたいが、そんなときこそ「今こそ地域コミュニティの復活を」などと叫ぶ奴がいたりして、もう、鬱陶しくてしょうがないのである。
 この映画でも問題の香川照之の家を挟んだもう一軒隣の主は、引っ越しの挨拶に行っても近所付き合いを明白に拒んでくる。そしてこの家はこの映画の中で特に問題のある家ではないのだ。

 

 つまりはそういうことだろう。
 別にちっとも関係を持ちたくはないが、好むと好まざるとにかかわらず、関係を持たざるを得なくなる(こともある)隣人と言う存在自体が、現代人にとって恐怖の的なのだ。

 その辺を描こうとしたのだとすれば、香川照之の「理不尽な設定の不気味さ」も、理解出来そうな気もする。

JUGEMテーマ:映画

at 01:27, 空中禁煙者, 邦画

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「レヴェナント:蘇えりし者 」 実話とサバイバルと復讐と

 人気があろうが批評家からの評価が高くなろうがマーチン・スコセッシと組もうが、ナニをどーしてもオスカーが獲れなかったデカプーが、最後の手段「やたら過酷な撮影をやり切る」でとうとうオスカーを手に入れた作品。

 

 とは言うものの、イニャリトゥ監督はそんなデカプーの思惑とは関係なく、やりたいことをやっているので、ある意味両者の利害が一致した幸福な出会いなのだろう。

 イニャリトゥ監督は、この映画を、普通の映画のように神の視点から撮っていない。
 まるでドキュメンタリーであるかのように、カメラが役者と同じ地平に立って、登場人物と同じ視点を共有するように撮られている。

 

 例えばオープニングの、デカプーと仲間数人が鹿狩をしていると、遠くのキャンプが襲われている物音を聞きつけるシーン。
 カメラはデカプーのアタマより低い位置から撮っていて(カメラマンの身長がデカプーより低いんだろう)、デカプーと仲間の間を追い抜いてから、180度回転してキャンプの方を向いて聞き耳を立てるデカプーと仲間たちを捉えている。
 

 有名なデカプーが熊に襲われるシーンでもそうだ。
 カメラは延々と倒れたデカプーの頭頂部付近から倒れたデカプーと襲う熊を捉えていて、決して1人と1匹を俯瞰で捉えたりはしない。
 コレを
「スゴい臨場感!!」
と思うか、
「イヤそんな所にカメラいたら登場人物が蹴っつまづくやろ」
と思うかで、この映画の評価は大きく変わってしまうのではないか。
 ワタクシ空中さんは当然後者であった。

 

 とにかくオープニングからコレなので、もう、最後まで醒めっぱなし。
 そのせいで気が付かないでいいことまで気がついてしまう。

 

 このハナシは要は息子を殺され自らも瀕死の重傷を負ったオトコが、死の淵から蘇り、壮絶なサバイバルの果てに復讐を試みる、ということなのだが、サバイバルがあまりに凄すぎて、観ていてだんだんサバイバルが目的なのか、復讐が目的なのか、判らなくなってくるのだ。

 

 イヤイヤイヤ、判ってるのよ、その二つは不可分だって。
 サバイバルしなきゃ復讐できないじゃん?

 

 しかしココまで壮絶なサバイバルを体験したオトコは、もう、復讐なんてどうでも良くなってそうな気もする。

 事実、サバイバルの最中、デカプーは復讐のことなど忘れているようでもある。
 目先のサバイバルが大変すぎて、それどころじゃない。
 助かったらそこに憎き相手の情報があったので、復讐もすることにしました、という感じでもある。

 

 要するにサバイバルの途中で出会う様々な事どもに、イニャリトゥ監督の描きたいことがあったのだろう。
 意外にも、息子を殺されたオトコの復讐心がテーマではないのだ。

 

 復讐を強調してサバイバルの間中復讐を夢見ているのでないのなら、いっそ復讐には別の処理を考えたほうが良かったのではなかろうか。
 まあ、実話なんでそうも行かないだろうが。

JUGEMテーマ:映画

at 20:55, 空中禁煙者, 洋画

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「その女諜報員アレックス」 ボンド・ガール VS 「フォロイング」

 オンナ主人公の名前がアレックスなのをいいことに、ベストセラーになったミステリー小説「その女アレックス」が原作であると錯覚されますよーに、と不幸な邦題をつけられた映画。
 このセコイ事実が本国のスタッフ・キャスト一同の耳に入ったらどう思うだろうか。
 どうも本国では大コケしたらしく、日本の配給会社がビビってしまい、なんとかちょっとでも(騙された客でも)観客数が増えるようにと大のおとながガン首そろえて会議に会議を重ねた結果なのかもしれない。

「そうだ!主人公がオンナで名前がアレックスだから、『その女アレックス』にちなんだ邦題にすれば、例によって勘違いしたバカが観るんじゃないですか?!」
「そのままのタイトルじゃ出版社に訴えられるよ、キミ。」
「このオンナの正体は諜報員だから、その女の後に諜報員って入れればどうでしょう!!」
「・・・いいかも知れん、、、」

 原題は「Momentum」。直訳すれば「はずみ」・「勢い」と、なんらセコい意図はなく、文字通り、はなはだイキオイのある映画になってます。

 とりあえずオープニングから2/3すぎるまでのジェットコースタームービ-ぶりには目を瞠る。
 とにかく観客に何か考えるスキを与えずガンガンつっ走る展開で、スピード感と同時に主人公のしたたかさと、敵の有能さを印象づけるのに成功している。
 コレは実は大したものだ。

 

 敵の実働部隊のリーダーにTVシリーズ「フォロイング」のジョームズ・ピュアフォイ。
 「フォロイング」のジョー・キャロルと全く同じ、二枚目で、キザで、アタマがよくて、ユーモアを愛するが、冷酷で残忍で執拗、という役。おそらくは「ジョー・キャロルがスパイ組織の実働部隊のリーダーになったらという役作りをしてくれ」と言われたのでないか。

 

 主人公アレックスは元ボンドガール、オルガ・キュリレンコ。
 キレの良いアクションがスピーディーな展開に遅れを取ってないのはさすが。
 やっぱ外国の女優さんはスゲェなぁ、、、

 

 ラスト1/3でキレイに収拾がつけられなくなり、急にバタバタしてご都合主義に逃げるのは残念(あの生首はどっから湧いて出たの?)ですが、プログラムピクチャーとしてはまあまあの佳品だと思います。

プログラムピクチャーであんま深刻なテーマ繰り広げられても困るしね。

JUGEMテーマ:映画

at 20:18, 空中禁煙者, 洋画

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「誘拐報道」 役者が実話を乗り越える瞬間

 ここのところ、日韓の誘拐映画を観たので、日本の誘拐映画の決定版を観たくなり鑑賞。

 

 1983年作品。
 監督は「女囚さそり」シリーズの演出が先鋭的すぎて干されていた伊藤俊也。本作一発で状況を逆転。一躍好きな映画が撮れるようになったという。

 

 原作は読売新聞大阪本社社会部編のドキュメンタリーであり、つまりバリバリの実話。
 1980年に起こった事件を1982年にまとめて出版、1年後に映画化されている。
 ワタクシ空中さんは原作を未読だが、「誘拐報道」と言うタイトルからしても、おそらくは読売新聞大阪支社の面々が主体のハナシであろう。

 

 しかし伊藤俊也の狙いはそこにはない。
 原作を使わせてもらった義理があるので、いちおう読売新聞大阪支社の活躍は描かれている(しかもかなり良いように)。

 

 が、それは半分にすぎない。
 残りの半分の時間をかけて、伊藤俊也はじっくりと犯人とその家族を描いている。

 

 犯人に萩原健一。
 事情を知らず右往左往する妻に小柳ルミ子。
 娘に当時7歳の高橋かおり(コレがデビュー作)。
 母親に「日本のおばあちゃん」賀原夏子。

 

 小柳ルミ子の美しさ、清廉さにはやはり目を瞠る。ルミ子の事務所やレコード会社の反対を押し切って伊藤俊也が口説き落としただけのことはある。
 実際に同じ演技をさせて比べられるわけではないので、虚しい比較になってしまうのだが、なるほどこの役は小柳ルミ子以外あり得ないな、と思わせる。

 

 そしてショーケンである。
 一般に、この映画のショーケンは「鬼気迫る」という表現をされることが多いようである。
 「誘拐報道」×「萩原健一」×「鬼気迫る」は1セットであるかのように。

しかし、ラスト近く、公衆電話(昔はそういうモノがあったのよ、、、)から被害者宅に最後の脅迫電話をかける演技などは、既に「鬼気迫る」と言う表現が生易しく感じるほどの迫力である。
 人質も殺せず、カネも受け取れず、すっかり追い詰められてしまった誘拐犯の狂気が噴出してしまっているようだ。
 やはりこのヒトは、「鬼気迫る」とか「役が憑依する」とかいうありきたりな言い回しでは表現できない、余人が誰も到達したことのない特殊な集中の仕方をたった独りで発見したヒトなのだな、と思う。

 

 伊藤俊也は、印象的なスローモーション、息の詰まるような長回しと、登場人物の心理を暗示する背景を使って、この二人を丁寧に追う。
 最初にショーケンが姿を現すシーンでは、海辺を走る道路のカーブに建てられた公衆電話(この頃は脅迫電話と言えば公衆電話からするものだったのよ)に籠もるショーケンを、荒れる冬の海をバックに撮っていて、誘拐犯の、荒れ果てた、不安な心象風景が、観るものの心をもゾワゾワと不安にさせる。 
 見事だと思う。

 

 読売新聞社側のキャストがまた謎なくらい豪華なのだが、なにしろ犯人夫婦が印象的すぎて影が薄い。
 被害者宅に一番近い新聞配達所が取材の出先機関になる、など興味深い描写もあることはあるのだが。
 この出先機関のボスが三波伸介で、被害者宅に詰める刑事のボスが伊東四朗。戸塚睦夫は既に亡くなっていたが、三波伸介もコレが遺作。全然元気なんだけどねぇ、、、生前に一本シリアスな映画の代表作も残せて良かったな、と思う。
 伊東四朗もラスト近くでトンデモ無い苦悩を抱え込むどシリアスな演技をしていて、後の役者としての成功を予見させる(もう、成功してたかな、、、)。

 

 逆に言うと(ナニが逆だ、、、)、この映画は同じ事件を、犯人側からと、読売新聞側から描いた、2本の映画を、2時間14分で描ききっているのである。
 最近の数字をタイトルにした映画とかが、2本使って1本分も描ききらないのと比べると、何やら悲しくなってきたりもするのであった。

JUGEMテーマ:映画

at 20:55, 空中禁煙者, 邦画

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「デッドプール」 深刻ブらないアメコミもの

 気が利いてる。
 なんか気が利いてる。

 

 オープニングのクレジットから、もう気が利いてる。
 タイトルバックの映像も気が利いてる。

 

 オープニングクレジットのあと、激しいアクションシーンがあるが、コレも、アクションの帰結がこちらの予想をちょっとずつ上回ってくる感じがとても気が利いてる。

 

 主人公のデッドプールさんは呼吸するのと同じペースで軽口を叩いているご陽気なヒトで、実はアクションコメディでもある。
 動きのギャグはあんまりなくて、デップーさんの軽口だけがコメディ要素なのだが、コレまた軽口が気が利いているので、ちゃんとコメディとしても成立している。

 

 原作はアメコミらしく、いわゆる「X-MEN」ものの一編でもあり、デップーさんは超マジメなX-MENのメンバーに
「キミもX-MENのイチインになってセーギのために戦おうよ」
と勧誘されてたりする。
 よく知んないけど、X-MENの正式メンバーらしきヒトが二人ほど出てくるのだ。
 そのうちひとりはX-MEN見習いの少女で、なぜか坊主アタマであり、コレをデップーさんに徹底的にからかわれている。
「『エイリアン3』のリプリーか」とか「シンニード・オコナーでも聴いてろ」とか。
 当然、少女に通じるわけもなく、少女から正しく
「だまれジジイ!」
とツッコミ返されているところが気が利いている。

 

 基本的にフザケた性格であるデップーさんはクソ真面目なX-MENを毛嫌いしており、出来ればX-MENに入りたくないと思っている。
 このへんの距離感が、ワタクシ空中さんのようにいわゆるアメコミモノの、
「くだらないことを深刻ブッてやっている」感が苦手な感じと重なっているところが気が利いている。

 

「くだらないことを真剣にやる」
のはとても大事なことだが、
「くだらないことを深刻ブッてヤラれるとゲンナリしてしまう。

 

そんなわけで、深刻ブッてるアメコミ物が苦手なヒトにもオススメできます。

JUGEMテーマ:映画

at 19:34, 空中禁煙者, 洋画

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