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マジックソープ ベビーマイルド 236ml
マジックソープ ベビーマイルド 236ml (JUGEMレビュー »)

中年オトコが石鹸をオススメかよッ!!と言うなかれ。ワタシはコレをガロンボトルで買い込んでます。
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「パラノーマル・アクティビティ5」 グダグダ引っぱるのもいい加減にしろと言いたいが、面白いことは面白い

 ちょっとこのシリーズのこれまでの展開をまとめてみよう(制作側もいい加減だしワタクシ空中さんの記憶もいい加減なので、あくまで大雑把なものではありますが)。

 

1作目
  子供の頃から怪奇現象に悩まされていたケイティと言う23歳の女性が、いよいよ頻発する怪奇現象の中、ついに完全に取り憑かれて夫(同棲中の恋人?)ミカくんを殺して失踪する。

 

1.5作目(「第二章TOKYO NIGHT」)
 なんかシリーズ中の位置がビミョーな作品。
 アメリカ滞在中に青山倫子さんが交通事故に会い、相手が死んだことによってなんか知らんけどアメリカから悪霊を連れて帰ってきちゃうハナシ。
 青山倫子さんが美しすぎて、ほとんど他のことはどうでもいいような気がしてしまう中、論理的に考えて、交通事故で死んだ相手というのはハンターちゃんを連れて失踪中のケイティさん、ということになるのだが、、、

 

2作目
 1作目の60日前。前作で疾走したケイティさんの妹、クリスティさん(20歳)がオトコの子ハンターちゃんを出産するも、最近怪奇現象に悩まされている。
 ラストはなんと、前作で失踪した直後のケイティさんが、妹とその旦那を殺してハンターちゃんを誘拐(し、しどい、、、)。

 

 ここまででわかるのは、1作目でケイティさんが失踪したのは、ハンターちゃんを誘拐するためだった、ということですね。
だったら別にミカくんは殺されなくても良かったような気もするが、つまりはそれくらい凶悪な「現象」だと言うことでしょう。

 

3作目
 なんと、1・2作目の15年前、ケイティ、クリスティ姉妹の少女時代のハナシ。
 ココで姉妹の祖母が悪魔主義者であり、トビーを名乗る悪魔と「最初に生まれたオトコの子を差し出す」と言う約束をしていたことが判る。
 ばあちゃん自身もその娘もオンナの子しか授からなかったため、孫娘とその子にまでお鉢がまわって来たわけだ。

 

 要するに、この3作目でこのシリーズは一旦終わっているのだ。
 2・3作めは1作目で振られた謎を解明する旅であり、3作目で完全に解明されている。
 この後も続けるとしたら、ハンターちゃんの肉体を得たトビーさんがアバレるハナシになりそうだが、そうはならない。
多分、予算が増えそうだからだろう。

 

4作目
 そんなわけで、既になんだか訳がわからないハナシになっている。
 アレックスちゃん(超絶美少女:15歳)とワイアットくん(5歳)の子供がいるダグラスさんちの隣に母子が引っ越してくる。
 コレがなんと問題のケイティさんとロビーと名乗る5歳(つまりワイアットくんと同い年)のオトコの子。
 ところがケイティさんはすぐに救急車で運ばれて入院してしまい、ダグラス一家はロビー少年を預かることにするが、ココから怪奇現象が、、、
 ケイティさんが入院するのは、ココで「TOKYO NIGHT」の伏線を回収したということなのかなぁ、、、
 やがてワイアットくんは実は養子であることが分かり、元の名前はハンターだっていうんだけど、、、
 ワイアットくんがハンターちゃんだったらロビーくんはどうなるわけ?


 という訳で前作まででもう、グッダグダな本シリーズですが、今回もグダグダです。
 そもそも「最初に生まれたオトコの子を差し出す」と言うハナシで、既に差し出し済みであるはずなのに、今回狙われるのはオンナの子のリーラちゃん(推定4歳)である。
 なんで今さらオンナの子が必要なの?ハナシ違うじゃん!!

 

 とは言うものの、その辺さえクリアすれば(無視すれば)今回イロイロ工夫があってけっこう面白いです、、、

 ひとつは今回リーラちゃんの一家が引っ越してきた家は、3作目に出てきたケイティ・クリスティ姉妹が住んでいた家の跡地だというネタだ。
 父親のライアンは物置で不思議な装置のついたビデオカメラとビデオテープを発見する。
 ビデオテープを再生してみると、そこに写っていたのは怪しげなオトコに「指導」される幼き日のケイティ・クリスティ姉妹だった、、、

 このビデオテープを再生中に起きる現象が面白く、ワタクシ空中さんはココでググっとこの映画に引き込まれてしまった。
 上手いこと考えたなぁ、、、
 ココからラストへのたたみかけは、正直、背筋にヒヤーっとしたものを感じながら楽しめた。まるでフツーの良質なホラーじゃねーか!

 

 もうひとつ特筆すべきことは、今まで知恵と努力だけで切り抜けてきた怪現象の映像を、ついにCGに頼ったということだろう。

 今まで「現象」でしか表現できなかったのに、なんかモヤモヤしたものを写すようになったのだ。 
 コレを堕落とみるかスケールアップとみるかは意見の別れるところだが、正直、そんなに必要なかったような気も、、、

 

 さらに言えば、ついに肉体を持ったトビーさんが映ってしまったわけで、コレでいよいよ次作以降はトビーさん大アバレ編に突入せざるを得ないと思うんだが、、、

JUGEMテーマ:映画

at 20:09, 空中禁煙者, 洋画

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「オデッセイ」 火星はディスコだ!

 原作があるし、元々は別の監督に撮らせるつもりだったらしいが、実はリドリー・スコット向きの企画ではある。
 意外なことに火星でサバイバルするハナシではないのだ。
 コレはあくまで火星から脱出しようとするオトコのハナシなのである。
 まさに監督デビューの「デュエリスト」以来、「異界に取り込まれてそこから逃げ出そうとするオトコ」のハナシばかり撮ってきたリドリー・スコットのための企画のようではないか。
 コレがプロデュース・ワークというものかもしれない。

 

 と、思ったが、あんまりリドリー・スコットっぽさはないね、コレ。

 

 「プロメテウス」が映画としてはお笑い種だったが、リドリー・スコットらしい映像ショックが用意されていたのに比べ、「オデッセイ」は非常にカッチリまとまった一般性の高い映画であり、リドリー・スコットらしい強烈な映像はない。なんかピーター・ハイアムズかロン・ハワードみたい。

 

 そうだ。
 この映画の雰囲気に一番近いのは、最近の「ゼロ・グラビティ」とか、何故か出演者がかぶりまくりの「インターステラー」より、1995年のロン・ハワード作品、「アポロ13」なのね。

 

 ようするに火星に取り残されたオトコがなんとか生き延びて脱出しようとするハナシなんだが、ストーリーから予想される絶望感を裏切る美点が、この映画にはある。

 

 なんだかやたら明るい映画なのだ。
 

 ひとつはもちろんマット・デイモン演じる主人公ワトニーが絶対に諦めない性格であり、最悪の状況でもジョークを忘れない強い人間に造形されているからである。

 

 そしてもうひとつ、おそらくはコレがこの映画の最大の特色なのだが、映画全体が70年代ディスコヒットに彩られているためでもある。

 

 火星に取り残されたワトニーに取って唯一の音楽は、隊長のルイスが残したCD一枚。
 コレが何故かディスコヒット曲集なのだ。
 結果、ワトニーは「最悪だ、、、せめて持ってくるんなら今世紀の音楽にしてくれ、、、」などとボヤきながらこのCDをかけまくっている。
 だって音楽これしかないんだもん。音楽聴きたかったらコレを鳴らすしか無い。

 

 ちょっと「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」がヒントになってるのかな、という気もするが、オジさんには感涙必至のなつかしディスコヒットに彩られた、なんか楽しい映画になっている。

 

 コレ、多分原作にはないよね。
 仮に原作にも隊長がディスコヒットCD残していったという描写があったとしても、小説でコレほどの効果は上げないだろう。
まさに小説でもコミックでも無理な、映画でだけ可能な仕掛けだろう。
 もしかすると、これがあるからリドリー・スコットは引き受けたのかもしれない。

 

 一曲だけ、ワトニーが聴いているのではなく、純粋なBGMとして、デヴィッド・ボウイの「スターマン」が流れる。
 コレも同じボウイなら「スペース・オディティ」とか、エルトン・ジョンの「ロケットマン」とか、もっと状況にふさわしい曲がありそうな気がするが、あえて「スターマン」。
 「スターマン」が一番明るくて希望に満ちているからだろう。
 なんか70過ぎてリドリー・スコットも丸くなったんだろうか。

 

 将来ホントに有人火星探査が行われるとき、持っていく音楽はよく考えないとな、、、と思わせる一本でした。

JUGEMテーマ:映画

at 20:25, 空中禁煙者, 洋画

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「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド 」 女優陣と長谷川博己だのみ

 ミカサが水原希子ぉ?ハァ?である。
 つか誰だよそれ。
 モデルゥ?
 ハァ?じゃナニ、ミカサを演じるにあたって演技力は必要ないと思ってるわけ?
 モデル使ってヲタク映画に少しでもオサレ人種引っ張ろうと思ってるわけ?

 

 と思っていましたが、意外に悪く無いです、水原希子ちゃん。
 まあ、良くはないけど、少なくとも腹が立つとか、下手すぎて入り込めない、と言うレベルではない。
 セリフもアクションも少なくしてもらって、表情と立ち姿だけでなんとかなるように演出されている。

 しかし、もっといいのはオリジナルキャラであるヒアナを演じた水崎綾女ちゃんである。
 幼い子供の養育費を得るために兵士になったヒアナ。
 この悲惨な世界でシングルマザーである悲哀と色気を演じて間然とするところがない。
 普段はやや派手めな顔立ちが、終始泥だらけなメイクのせいで素材が際立っちゃって、ますますそそります。

 

 ところが、もっといいのはハンジを演じる石原さとみ嬢である。
 この役は原作の時点でエキセントリックな人物として造形されているが、石原さとみ嬢は原作に比してこのうっすい映画を何とかするために、よりいっそうエキセントリックな人物に造形している。
 終始ゴーグルをして敢えて美貌を封印し(トラックの助手席で眠りこけているカットの横顔から、自慢の唇がぷっくり突き出ていて愛おしい)、

「いいいいいいいいいいやぁりいいいいいいいいいいい!!!!!」
と叫ぶ石原さとみ嬢は、多分、永作博美さんに続く、日本女優界の「怪優」へと進化していくんだろう。

 

 ところがだがしかし、一番いいのはサシャを演じた桜庭ななみちゃんなのであった。
 この役も原作の時点で「弓の名手」として設定されていることを利用して、ほとんど「ハンガー・ゲーム」のカットニスかよッ!!と言いたくなるような弓使いぶり。
 もともと偏執狂的に三菱地所を見に行く、笑顔の目元が口元を裏切ってるヒト、と言う印象しかなかったが、ほとんど全編笑ってる場合ではないので、弓を構えた目元のカッコ良さの印象だけが残る。

 

 要するに、総じて女優陣に救われている映画、ということでもあるが、おそらく監督もある程度企図していることなのだろうと言う気もする。
 その証拠に、この映画では男性は、ほぼ、訳の分からない理想ばかり語る役立たずに、女性は役に立つ技術を身につけたリアリストに造形されている。

 

 ラストのアホ丸出しなオトコどもの壁を巡る攻防戦に漂う退屈な空気を切り裂くのは、二回ともハンジとカットニス、じゃなかったサシャではないか!!

 

 この映画の「無理」を背負わされているのは長谷川博己とベテラン國村隼であり、この二人の狂気の演技に「無理」を押し込められるだろうと思ったのだろうが、さすがにこの二人の演技力と存在感を持ってしても、無理すぎて狂気どころか単なるアホにしか見えない。
 お二人はトンだ貧乏くじ引かされたなぁ、と言う感じ。

 

 シキシマは○○に○○出来るのだから、わざわざ壁を壊さなくても、フツーに壁の向うに行ってから○○すればいいだけではないのか。
 さらに言えばシキシマは○○から入り込んできた巨人たちをぶち○しているが、コレは彼の論理からすると矛盾した行動ではないのか。

 アホのくせにナニ偉そうなことゆうとんねん。

 いかん、また悪口になってきた。

 前々回のエントリーで「最近このブログはほん呪と園子温ばっかりなどと嘆いたが、ここまで来るとむしろ「ほん呪と長谷川博己ばっかり」の方が正確になってきた。
 このヒトの狂気に展開上の「無理」を詰め込んでごまかしたくなるのは判るが、そのうちマトモな役できなっちゃうんじゃなかろうか。
 誰かこのヒトの狂気のお世話になった監督かプロデューサーが、たまにはマトモな役を振ってあげるべきなのではないか(やっぱ園子温かなぁ、、、)。

 

 そんな訳でミカサ以外の主役の二人、三浦春馬とやらと本郷奏多クンについてはほとんど何の印象もない。
 三浦春馬とやらの額の生え際が一直線でキモいな、くらいか。
 本郷奏多クンは「GANTZ」の西クンがハマっていて巧いなぁと思ったが、この映画では完全に相手役の桜庭ななみちゃんに食われてる。

 

 

 いっそ園子温みたいに原作と一切関係ない映画にしちゃえばいいのに、と思う。
 原作を全く読まないで「進撃の巨人」と言うタイトルだけでインスパイアされた映画。
 それはそれでスゴそうではある(野球映画になったりして、、、)。

JUGEMテーマ:映画

at 19:14, 空中禁煙者, 邦画

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「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 巨人は待ってくれない(原作の人気が落ちるまで)。

 酷評されている映画を擁護する慣用句に「言われているほどヒドくない」という言い回しがあるが、まあ、言われているほどヒドい。
 確かにヒドい。
 まあ〜、ヒドい。

 

 でもワタクシ空中さんは、けっこう好きです。この映画。

 

 脚本陣の苦労は判る。
 あの膨大で壮大な原作を前後編合わせて3時間にまとめなきゃならないのだ。
 コレを実現するために脚本陣が採った方策は、幾つかの主要な設定だけ残して、あとはザックリ改変する、ということで、コレはコミックにしろ小説にしろ、ある程度「長さ」に対して自由なメディアの原作を、「長さ」に対してはなはだ不自由なメディアである映画にするにあたって取られる方策の常道ではある。
 

 つまり、今回の映画化にあたって、

 

1.「巨人」と「壁」の設定。
2.主要登場人物三人の名前が「エレン」(男)「ミカサ」(女)「アルミン」(男)であり、この三人は幼なじみであること。
3.人類は対巨人戦用に「立体機動装置」なるものを使っている。

 

 この三つの設定以外はほぼ捨て去って、全く新しいストーリーを構築している。
 原作にあった登場人物同士の葛藤も、圧倒的な絶望感も何もかも捨て去って、「超巨大巨人に破壊された一番外側の壁の一部を修復しに行く」ハナシに特化して、その中で世界も巨人も全て説明しようとしているのだ。
 3時間に収めるための方策としては、まあまあ正解なのではなかろうか。

 

 ところがここに制作陣が忘れたふりをしている事実があって、それは、そもそもこの原作の基本的な設定をこなすだけでも3時間じゃ足りない、ということである。

 

 たとえば「ゴジラ」と言う映画がある。
 1954年のファースト「ゴジラ」の上映時間は100分である。
 巨大な生物であるゴジラはこの映画で言えばつまり巨人にあたる。
 ほぼ、何の謎も背景もないゴジラ登場の物語に一定のケリをつけるだけで100分必要だとすれば、謎だらけ、背景だらけの巨人の物語の他に、「壁」だの「登場人物間の葛藤」だの全てになんらかのケリを付けるのに、100分の倍ですら無い180分で済むわけがない。普通に考えれば「ゴジラ」の3倍以上の時間が必要なはずなのだ。
 これではエピソードをこなす余裕などあるわけがない。

 

 それでも原作が完結しているなら、すべての設定を所与のものとして(オープニング5分位で説明しちゃって)、いちエピソードを描く、と言う手もあるだろう。
 しかし、原作が完結していないせいで、原作の設定を流用することが出来ず、世界観からなにから映画一作の中で説明せざるを得ず、いよいよ時間が足りなくなってくる。

 

 なぜこんなことになるかというと、原作が完結するのを待っていると、その時点では既に原作の人気が落ちていて、原作人気を当て込んだ商売ができなくなるからであろう。

 

 要は自分たちがカネ目当てで焦って映画にしたくせに、カネの掛かったハリウッド映画を「カネで顔を叩かれた」とか言ってるわけだ。
 自分たちこそカネで叩いてほしくて自ら顔を突き出して行ってるくせに、随分虫のいい言い分もあったものだ。

 

 そんなことはどうでもいい。
 じゃなんワタクシ空中さんはこの映画がそんなに嫌いじゃないのかについては、後編に送りたいと思います。

JUGEMテーマ:映画

at 20:15, 空中禁煙者, 邦画

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「ラブ&ピース」 正しいクリスマス・ストーリー

 「クリスマス・キャロル」のディケンズ(大ディケンズを「『クリスマス・キャロル』の」で括るのもどうかと思うが、ハナシの流れ上仕方ないのでご勘弁)が提唱した「クリスマス・ストーリーの条件」というものがある。

 

1.クリスマスであること。
2.奇跡が起こること。
3.子供が出るとこと。

 

の三つである。

 つまり、この「LOVE & PEACE」はこの条件にちゃんとあてはまる、正統的なクリスマス・ストーリーなのだ(まあ、「奇跡」に大きくシフトしすぎで「子供」要素が薄い、とご不満の向きもお有りでしょうが、、、)。
 他の園子温の映画からすると信じらない思いだが、本当に、ピュアな、心温まるクリスマス・ストーリーを堂々とやってけつかる。
 ホント、毎度毎度驚かせてくれるねぇ、、、

 

 ストーリーは冴えない長谷川博己演ずる冴えないサラリーマンと、下水道に住む謎の老人(西田敏行)の二人を軸に進行する。
 長谷川博己も相変わらずの発狂演技で大活躍だが、それよりなにより西田敏行御大の芝居がスゴイ。
 確かに今生きてる日本の役者で、この役を演じてこれだけ観るものの心を暖かく出来るのは西田敏行だけだろう。もう、ただ脱帽するしか無いというか、このクラスになったらただこの身を任せて心暖かくなってりゃいいんだろうな、というレベル。
 恐れいりました、、、

 

 長谷川博己と西田敏行は、映画の最後までお互いのことを知らない。
 ある意味、2本の全く別のストーリーが進行しているわけだ。
 そして、この二者の間を行き来して一本の映画に結びつけているのが、一匹のカメ(カメの数え方って「匹」でいいの?いち甲羅に甲羅?)なわけであり、このカメが同時にこの映画の「怪獣映画」としての側面を担っている。

 

 正直に言うと、この「怪獣映画」部分が全体のストーリーの中で必要なのかどうか、ちょっと判らない(カメの存在自体は当然必要である)。
 無いほうが、2つのストーリーのメルヘン度が増したような気もするが、それを敢えてやるのが園子温なのだ。
 なにしろ怪獣映画がやりたかったんだから仕方がない。
 通常の映画的尺度から計った必要性なんぞクソ食らえだ。

 

 長谷川博己演じる冴えないサラリーマンが心を寄せる冴えないOL役に麻生久美子。
 長谷川博己は冴えないサラリーマンから忌野清志郎ばりのロックスターに変身するのだから、麻生久美子も当然変身するだろうと思ったが、コレがしない。最後までダッサいOLのままである。何のための麻生久美子か分からない。
 コレもまた「園子温だから」なのだ。

 

 

 しかし長谷川博己って不思議な俳優だなぁ、、、
 最近観た長谷川博己が出てる(相互に関係性があるとは思えない)どの映画でも、発狂寸前にテンションの高いエキセントリックな人物像を演じている。
 今の日本映画界にとって「無駄にテンションの高いオトコ」のアイコンとして存在しているのだ。

 

 たしかにこの「無駄にテンションの高いオトコ」がいると、メンド臭いことは全部コイツのせいにできるので、便利な存在ではあるのだろう。
 しかもどちらかと言うと派手ではない、地味な顔立ちなので、この地味さとハイテンションの落差の間にぽっかり開いた穴が、どんな無理でも吸い込んでくれるブラックホールのようである。
 そりゃ使いたくなるわ。

 

 しかし最近このブログ、園子温とほん呪ばっかりだなぁ、、、

JUGEMテーマ:映画

at 20:28, 空中禁煙者, 邦画

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